見出し画像

アプライドマテリアルズ(AMAT) 2024年3Q 決算&カンファレンスコールまとめ


会社概要

会社名:
Applied Materials, Inc.($AMAT)

業界:
半導体およびディスプレイ製造装置

本社:
カリフォルニア州、アメリカ

上場年:
1972年(NASDAQ)

概要:
Applied Materialsは、半導体および先進ディスプレイ製造に不可欠な材料工学ソリューションを提供する世界的なリーダーです。
同社は、先進的な装置と技術を通じて、ほぼすべての半導体チップやディスプレイの製造を支援しています。

事業内容:
半導体製造装置、ディスプレイ製造装置、自動化ソフトウェア、ロール・ツー・ロール成膜技術、ソーラー関連製品の提供。
また、顧客の生産性向上を支援するサービスも展開。

類似企業:
東京エレクトロン(日本)、Lam Research Corporation(アメリカ)

公式HP:
https://www.appliedmaterials.com/jp/ja.html

前回決算

決算

⭕️EPS:実際$2.12 予想$2.02
⭕️売上高:実際$6.78B 予想$6.67B
前年同期比売上高成長率:5.4%
ガイダンス:
⭕️来四半期EPS:実際$2.00-$2.36 予想$2.14
⭕️来四半期売上高:実際$6.89B-$6.97B 予想$6.92B

Memo:
半導体システム部門の純収入は49億2,400万ドルで、前年同期比2億4,800万ドルの増加。

営業キャッシュは23億9,000万ドル。
自社株買い8億6,100万ドル。
配当3億3,100万ドル。


カンファレンスコール

要約

1.冒頭のコメント

第3四半期の収益は過去最高で、同社の長期的な市場拡大と強力なポートフォリオによる持続的な成長を強調している。
AIの大規模展開に向けたエネルギー効率の向上が重要なテーマとなっている。


2.戦略と取り組み

新たな半導体技術(ゲート・オール・アラウンドトランジスタ、バックサイドパワーデリバリー、4F-squared DRAMなど)への転換が市場拡大のカギであり、アプライド マテリアルズはリーダーシップを発揮している。
また、AIデータセンターやエッジAI向けの技術革新が進められている。


3.市場の動向とマクロ経済要因

AIおよびデータセンターの需要が引き続き高まり、ファウンドリロジック市場は四半期ごとに増加している。
ICAPS(IoT、自律走行車、電気自動車向けの特殊市場)の需要も引き続き堅調である。


ここから先は

24,768字

¥ 249

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?