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CBREグループ(CBRE) 2024年3Q 決算&カンファレンスコールまとめ


会社概要

会社名:
CBRE Group, Inc. ($CBRE)

業界:
商業不動産サービスおよび投資

本社:
テキサス州、アメリカ合衆国

上場年:
2004年(NYSE)

概要:
CBREは、商業不動産サービスおよび投資における世界最大の企業です。
115,000人以上の従業員を擁し、100か国以上で事業を展開しています。
S&P 500およびフォーチュン500企業でもあり、商業不動産業界におけるグローバルリーダーです​​。

事業内容:
CBREは、幅広いクライアントに対して以下のサービスを提供しています:
施設管理
取引管理
プロジェクト管理
不動産管理
投資管理
評価
賃貸
戦略コンサルティング
不動産販売
モーゲージサービス
開発サービス
さらに、アメリカ国内では最大の商業不動産開発企業でもあります。

類似企業:
JLL (アメリカ)、三菱地所株式会社 (日本)

公式HP:
https://www.cbre.com

決算

⭕️EPS:実際$1.20 予想$1.06
⭕️売上高:実際$9.04B 予想$8.80B
前年同期比売上高成長率:14.9%
ガイダンス:
⭕️2024年通期EPS:実際$4.95-$5.05 予想$3.91

Memo:
レジリエント事業の純収益はターナー・アンド・タウンゼントを中心に18%増。
米国での24%増に支えられ、グローバル・リース収入は19%増。
グローバル不動産販売収入は8四半期ぶりに増加、米国での20%増は集合住宅とリテール資産が牽引。
営業キャッシュフローは5億7300万ドル、フリーキャッシュフローは4億9400万ドルと4四半期連続で改善。
フリー・キャッシュフローは2023年第3四半期から61%増加。


カンファレンスコール

要約

1.冒頭のコメント
CEOボブ・スレンティックは、2024年第3四半期の業績が好調で、すべての事業セグメントで2桁成長を達成したことを強調した。
オフィスリースの需要回復と資本市場の回復初期段階が主な要因である。

2.戦略と取り組み
M&Aや共同投資により、特にデータセンターやインフラプロジェクトで成長機会が広がっている。
特にターナー・アンド・タウンゼントとの統合により、プロジェクトマネジメント事業が強化されている。

3.市場の動向とマクロ経済要因
グローバル経済が回復する中で、特に米国と欧州でオフィスリースの需要が高まっている。
資本市場も回復の初期段階にあり、今後数四半期で着実に改善する見込みがある。

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