トレードデスク(TTD) 2024年3Q 決算&カンファレンスコールまとめ
会社概要
会社名:
The Trade Desk, Inc. ($TTD)
業界:
広告テクノロジー
本社:
カリフォルニア州、アメリカ
上場年:
2016年(NASDAQ)
概要:
The Trade Desk, Inc.は、リアルタイムのプログラマティック広告技術を提供するアメリカの多国籍企業です。
広告主がデジタルコンテンツをパーソナライズしてユーザーに配信するためのプラットフォームを開発しています。
データ駆動型の広告購入を実現するための独立したメディア購入プラットフォームを提供し、マーケティングの透明性と精度を向上させています。
事業内容:
The Trade Deskのプラットフォームは、広告主がデータを活用してオープンインターネット上でオーディエンスにリーチし、広告キャンペーンの効果を最大化することを支援します。
ディスプレイ広告、ビデオ広告、オーディオ広告、デジタルアウトオブホーム広告、コネクテッドTV広告など、多様なデジタルチャネルを通じてオーディエンスにリーチするための包括的なDSP(デマンドサイドプラットフォーム)を提供しています。
また、AIを活用して広告購入の意思決定を支援し、プレミアムなインベントリとデータにアクセスすることができます。
類似企業:
CyberAgent, Inc. (日本)、Magnite, Inc. (アメリカ)
公式HP:
https://www.thetradedesk.com/
前回決算
決算
⭕️EPS:実際$0.41 予想$0.39
⭕️売上高:実際$628.02M 予想$620.55M
前年同期比売上高成長率:27.3%
ガイダンス:
⭕️来四半期売上高:実際$756M 予想$752.22M
Memo:
顧客維持率は95%以上を維持。
調整後EBITDAは2億5700万ドル、利益率41%、ブルームバーグ予想は2億5260万ドル。
カンファレンスコール
要約
1.冒頭のコメント
CEOのジェフ・グリーンは、第3四半期の収益は前年同期比で27%増加し、市場シェアを拡大し続けていることを強調している。
特にCTV(Connected TV)やリテールメディアの成長を注視している。
2.戦略と取り組み
CTVやリテールメディアの分野での取り組みが強調されている。
特にKokaiプラットフォームにおけるAIとデータサイエンスの活用が、CMOとCFOのニーズに応える形で成長を後押ししている。
3.市場の動向とマクロ経済要因
FRBの利上げによるインフレ対策や、株価の高騰が企業の広告支出に影響を与えているとされている。
消費者は商品の費用対効果を再考し、広告の役割がさらに重要視されている。
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