RTX(RTX) 2024年2Q 決算&カンファレンスコールまとめ

会社概要

会社名：
RTX Corporation（$RTX）

業界：
航空宇宙、防衛

本社：
バージニア州、アメリカ

上場年：
1934年(NYSE)

概要：
RTX Corporationは、世界最大級の航空宇宙および防衛企業で、180,000人以上の従業員を擁しています。
技術と科学の限界を押し広げ、航空宇宙、防衛、そして次世代の技術ソリューションを提供しています。

事業内容：

Collins Aerospace:
航空宇宙および防衛システムの設計・製造

Pratt & Whitney:
航空機エンジンの製造・サービス提供

Raytheon:
防衛システムおよび先進技術の開発・提供

最新の事業活動には、Pratt & WhitneyのF119エンジンの維持管理契約やRaytheonのStormBreaker製造契約などが含まれます。
これらの契約により、商業および軍事用の航空機エンジンや防衛システムの生産と維持が行われています​。

類似企業：
三菱重工業(日本)、ロッキード・マーティン（アメリカ）

公式HP：
https://www.rtx.com

決算

⭕️EPS:実際$1.41　予想$1.30
⭕️売上高:実際$19.80B　予想$19.28B
前年同期比売上高成長率:7.5%
ガイダンス:
⭕️2024年通期EPS:実際$5.35-$5.45　予想$5.37
⭕️2024年通期売上高:実際$78.75B-$79.50B　予想$78.88B

---

カンファレンスコール

要約

1.冒頭のコメント
クリス・キャリオ社長は、RTXの第2四半期の業績が堅調であることを強調し、顧客へのコミットメントと戦略的優先事項の実行が成果を上げたと述べた。
売上高は198億ドル、調整後EPSは1.41ドル、フリーキャッシュフローは22億ドルだった。

2.戦略と取り組み
受注残高は2,060億ドル、いくつかの重要な契約を獲得。コリンズはエア・カナダ、米空軍、レイセオンは米海軍向けに契約を締結。
GTFエンジンの受注も好調。

3.市場の動向とマクロ経済要因
市場の需要が高まっており、特にGTFエンジンの受注が好調。MRO施設の処理能力が向上し、GTFのフリート管理計画が進行中。