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クラウドストライク(CRWD) 2025年2Q 決算&カンファレンスコールまとめ


会社概要

会社名:
CrowdStrike Holdings, Inc.($CRWD)

業界:
サイバーセキュリティ

本社:
テキサス州、アメリカ

上場年:
2019年(NASDAQ)

概要:
CrowdStrikeは2011年に設立され、クラウド時代のセキュリティを再発明することを目的としています。
CrowdStrike Falconプラットフォームを開発し、オンプレミス、仮想化、クラウドベースの環境で稼働するさまざまなエンドポイント(ノートパソコン、デスクトップ、サーバー、仮想マシン、IoTデバイス)を保護する多租クラウドネイティブなインテリジェントセキュリティソリューションを提供しています。

事業内容:
エンドポイントセキュリティ、クラウドセキュリティ、ID保護、脅威インテリジェンス、データ保護、サイバーセキュリティにおける生成的AIなど、複数の大規模なセキュリティ市場をカバーする27のクラウドモジュールをSaaSモデルで提供しています。
これにより、潜在的な脅威を迅速に検出し、対応することができます。

類似企業:
トレンドマイクロ(日本)

公式HP:
https://www.crowdstrike.com/en-us/

前回決算

決算

⭕️EPS:実際$1.04 予想$0.97
⭕️売上高:実際$963.87M 予想$958.32M
前年同期比売上高成長率:31.7%
ガイダンス:
❌来四半期EPS:実際$0.80-$0.81 予想$0.96
❌来四半期売上高:実際$979.2M-984.7M 予想$1.01B
❌2025年通期EPS:実際$3.61-$3.65 予想$3.91
❌2025年通期売上高:実際$3.89B-$3.902B 予想$3.96B

Memo:
2024年度第2四半期の6億9,000万ドルに対し、サブスクリプション収入は33%増の9億1,830万ドル。
2024年7月31日現在の年間経常収入は前年同期比32%増の38億6,000万ドルで、このうち2億1,760万ドルは当四半期に追加された新規ARR。
非GAAPベースのサブスクリプション売上総利益率は81%で、2024年度第2四半期は80%。
2024年7月31日現在の現金および現金同等物は40億4,000万ドル。
2024年7月31日現在のクラウドストライクのモジュール導入率は、5つ以上、6つ以上、7つ以上でそれぞれ65%、45%、29%。


カンファレンスコール

要約

1.冒頭のコメント

CEOのジョージ・カーツは、7月19日に発生したインシデントに謝罪し、迅速かつ慎重な対応を行ったことを強調した。
この事件をきっかけに、同社のセキュリティプラットフォームの強化と新たな対策を導入したことを説明した。


2.戦略と取り組み

インシデント後、Falconプラットフォームの強化を目的とした3つの主要対策(コンテンツの可視性と制御性の強化、品質保証の強化、外部レビューと検証)を実施。
これにより、さらに強固なセキュリティ体制を構築した。


3.競合他社との比較

ファルコンプラットフォームの検出能力とスピードは、競合他社を大きく上回っていると強調。
具体例として、最新のMITREの結果において、競合他社に比べて優れた検出率とスピードを示した。


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