マラソン・デジタル・ホールディングス(MARA) 2024年3Q 決算&カンファレンスコールまとめ

会社概要

会社名：
Marathon Digital Holdings, Inc.($MARA)

業界：
デジタル資産技術

本社：
ネバダ州、アメリカ

上場年：
2013年（NASDAQ）

概要：
Marathon Digital Holdings, Inc.は、ビットコインを中心としたデジタル資産技術企業です。
ビットコインのマイニングを行い、新しいビットコインの生成や取引の処理を通じて、ビットコインの分散型台帳の維持と安全性を確保しています。
同社は以前、Marathon Patent Group, Inc.として知られており、2021年2月に現在の社名に変更しました​​。

事業内容：
同社の事業は、ビットコインのマイニングに焦点を当てています。
マイニング施設の所有・運営、ビットコインエコシステム向けの技術・ソフトウェアの販売、ビットコイン関連プロジェクトへのアドバイザリーサービス、再生可能エネルギーを利用した発電など、多岐にわたります。
また、ブロックチェーン技術を利用したマイニングプールやサイドチェーンの開発にも取り組んでいます​。

類似企業：
Riot Platforms, Inc.（米国）、GMOインターネット株式会社（日本）

公式HP：
https://www.mara.com

前回決算

決算

❌GAAP EPS:実際$-0.42　予想$-0.35
❌売上高:実際$131.65M　予想$144.35M
前年同期比売上高成長率:34.5%

Memo:
通電ハッシュレートは2023年第3四半期の19.1EH/秒から2024年第3四半期には36.9EH/秒に93%増加。
四半期末時点で、当社は貸借対照表に26,747BTCを保有。
当四半期中、当社は2,070 BTCを採掘し、6,210 BTCを購入。
このうち4,144 BTCは、転換社債型上位債券の3億ドルの募集から得た資金（1 BTC当たり平均59,500ドル）を使用して取得したもの。
2024年第3四半期末時点で、1株当たりBTCの利回りは29%改善。
2024 年第 3 四半期のブロック獲得数は 604 で、第 2 四半期から 32%増加。
調整後 EBITDA は、2023 年第 3 四半期の 2,130 万ドルの損失から、2024 年第 3 四半期は 2,180 万ドルに増加。

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カンファレンスコール

要約

1.冒頭のコメント
CEOフレッド・ティールは、オハイオ州の3つの新施設による計372メガワットの追加容量と、2025年までにこれらを稼働させる計画を発表した。新施設は運用コストの削減に貢献する見込み。

2.戦略と取り組み
データセンター買収により、運営管理とコスト削減を強化し、最大50%の運用コスト削減が見込まれる。
M&A戦略により成長を続け、70%以上のコンピューティング能力を増加させた。

3.市場の動向とマクロ経済要因
グローバルなハッシュレートの上昇により、採掘難易度も増加しているが、同社はこれに対応し収益を前年同期比で35%増加させた。