ラムリサーチ(LRCX) 2025年1Q 決算&カンファレンスコールまとめ
会社概要
会社名:
Lam Research Corporation($LRCX)
業界:
半導体装置製造
本社:
カリフォルニア州、アメリカ
上場年:
1984年(NASDAQ)
概要:
Lam Researchは、半導体製造装置および関連サービスの提供を行っている企業です。
主にウェーハプロセッシングの前工程に使用される装置を提供しており、最新の半導体チップの製造に欠かせない技術をサポートしています。高精度のプロセス制御と柔軟性、生産性が求められる複雑な製造プロセスに対応するための革新的なソリューションを提供しています。
事業内容:
薄膜成膜、プラズマエッチング、フォトレジストストリップ、ウェーハクリーニングなど、様々な半導体製造プロセスに対応した装置を提供しています。
特に、DRAMやNANDフラッシュメモリの製造に不可欠なプロセス制御技術や、高性能のパッケージング技術を開発しています。
また、アナログおよびミックスシグナルデバイス、パワーデバイス、オプトエレクトロニクスなどの専門的なデバイスの製造にも対応しています。
類似企業:
東京エレクトロン株式会社(日本)、アプライド・マテリアルズ(アメリカ)
公式HP:
https://www.lamresearch.com
前回決算
決算
⭕️EPS:実際$0.86 予想$0.81
⭕️売上高:実際$4.17B 予想$4.06B
前年同期比売上高成長率:19.8%
ガイダンス:
⭕️来四半期EPS:実際$0.77-$0.97 予想$0.85
⭕️来四半期売上高:実際$4.0B-$4.6B 予想$4.25B
Memo:
システム収入は前年同期比16%増の23億9,000万ドル、カスタマーサポート関連およびその他の収入は25%増の17億8,000万ドル。
調整後の粗利益率は48.2%、調整後の営業利益率は30.9%。
地域別売上シェア:
中国:37 %、韓国:18 %、台湾:15 %、米国:12 %、日本:7 %、東南アジア:6 %、ヨーロッパ:5 %
カンファレンスコール
要約
1.冒頭のコメント
CEOティム・アーチャーは、2024年9月四半期の売上高およびEPSが予測レンジの上限を上回ったことを報告し、NAND支出が未回復の中でも優れた業績を達成したと述べた。
2.戦略と取り組み
NAND、DRAM、ロジック向けのエッチングと成膜技術を強化しており、2025年に向けてこれらの技術での成長を見込んでいる。
3.市場の動向とマクロ経済要因
2024年のWFE(半導体製造装置)支出は900億ドル台半ばと予測され、AI関連技術が主要な投資を牽引していると分析している。
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