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アプライドマテリアルズ(AMAT) 2024年4Q 決算&カンファレンスコールまとめ


会社概要

会社名:
Applied Materials, Inc.($AMAT)

業界:
半導体およびディスプレイ製造装置

本社:
カリフォルニア州、アメリカ

上場年:
1972年(NASDAQ)

概要:
Applied Materialsは、半導体および先進ディスプレイ製造に不可欠な材料工学ソリューションを提供する世界的なリーダーです。
同社は、先進的な装置と技術を通じて、ほぼすべての半導体チップやディスプレイの製造を支援しています。

事業内容:
半導体製造装置、ディスプレイ製造装置、自動化ソフトウェア、ロール・ツー・ロール成膜技術、ソーラー関連製品の提供。
また、顧客の生産性向上を支援するサービスも展開。

類似企業:
東京エレクトロン(日本)、Lam Research Corporation(アメリカ)

公式HP:
https://www.appliedmaterials.com/jp/ja.html

前回決算

決算

⭕️EPS:実際$2.32 予想$2.19
⭕️売上高:実際$7.05B 予想$6.97B
前年同期比売上高成長率:4.9%
ガイダンス:
⭕️来四半期EPS:実際$2.11-$2.47 予想$2.27
❌来四半期売上高:実際$6.75B-$7.55B 予想$7.25B

Memo:
非GAAP基準の売上総利益率は47.5%
営業利益は20億6,000万ドル、営業利益率は29.3%。
営業キャッシュは25億8,000万ドル。
自社株買い14億4,000万ドル、配当金3億2,900万ドルを含む17億7,000万ドルを株主に分配。


カンファレンスコール

要約

1. 冒頭のコメント

CEOのゲリー・ディッカーソンは、2024年度の好調な業績と5年連続の成長を強調し、半導体業界の大規模な技術転換を牽引するアプライドのリーダーシップを称賛した。
特にエネルギー効率の高いコンピューティングとAIが、今後の業界を動かす主要な要因と述べた。


2. 戦略と取り組み

研究開発プログラムの推進と統合ソリューションの提供に重点を置き、EPIC共同研究開発プラットフォームの構築を進めた。
また、ゲート・オール・アラウンド・トランジスタ技術を通じて、最先端技術での市場シェア拡大を図っている。


3. 市場の動向とマクロ経済要因

半導体市場は2025年に向けて持続的な成長を見込んでおり、特にAIとエネルギー効率の高いコンピューティングが主導する市場動向が強調された。


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