クラビヨ(KVYO) 2024年2Q 決算&カンファレンスコールまとめ
会社概要
会社名:
Klaviyo, Inc. ($KVYO)
業界:
ソフトウェア - インフラストラクチャ
本社:
マサチューセッツ州、アメリカ合衆国
上場年:
2023年(NYSE)
概要:
Klaviyoは、デジタルマーケティングとカスタマーエクスペリエンスを最適化するためのクラウドベースのソフトウェアを提供する会社です。企業が顧客とのスマートなデジタル関係を構築し、維持することを支援します。
特に、メールマーケティングやSMS、プッシュ通知などを通じて、パーソナライズされたメッセージングを実現します。
事業内容:
Klaviyoのプラットフォームは、データストア、セグメンテーションエンジン、キャンペーンおよびフロー、メッセージングインフラストラクチャを提供します。
具体的には、以下の機能を持ちます:
パーソナライズされたメールの作成と送信
ターゲットSMSの送信
プッシュ通知の送信
製品レビューの収集
顧客データの管理と同期
さらに、Klaviyo AIを導入し、予測分析や生成AI機能を提供しており、企業が消費者のニーズを予測し、最適なマーケティング戦略を自動で展開できるようにしています。
類似企業:
ブルーカトラリー株式会社(日本)、セールスフォース・ドットコム(アメリカ)
前回決算
決算
⭕️EPS:実際$0.16 予想$0.10
⭕️売上高:実際$222.2M 予想$212.32M
前年同期比売上高成長率:35%
ガイダンス:
⭕️来四半期売上高:実際$225M-227M 予想$225.01M
⭕️2024年通期売上高:実際$910M-918M 予想$903.18M
カンファレンスコール
要約
1.冒頭のコメント
CEOのアンドリュー・ビャレツキは、Klaviyoの2024年第2四半期において非常に好調な業績を達成したと述べた。
売上高は前年同期比35%増の2億2200万ドルとなり、プラットフォームの使いやすさと成長に対する顧客の信頼を強調した。
2.戦略と取り組み
Klaviyoは、顧客のファーストパーティデータを活用し、AIを使ったマーケティング戦略の強化を進めている。
SMS機能の拡充や、新たに導入したAI機能が顧客にとって重要な価値を提供している。
また、国際展開を強化し、特にEMEA地域での売上が加速している。
3.市場の動向とマクロ経済要因
マクロ経済のプレッシャーが依然として存在するものの、Klaviyoは顧客基盤の多様性と製品の価値を活かして成長を続けている。
特に中小企業市場での課題を認識しつつも、上位市場での強力なパフォーマンスが全体の成長を支えている。
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