自転車のパンクを直す練習をしました。
災害の時に役立つスキルとして「自転車のパンクの修理」があります。
ネットで調べてみると、どうやら自分でできるようです。
実際にパンクの修理の練習させてもらえないかと思い、近所のお洒落なサイクリングショップに電話をします。
「あー、うちはそういうのやってないですねぇ。」
(・・・ですよねぇ。)
2件目、街中にある自転車屋さんに電話をします。
「いいですよ。廃車を使ってください。」
(・・・神ですか?)
お店が空いている時間帯にお邪魔することになりました。
朝、道の落ち葉を機械で吹き飛ばしながら掃除をしている方(おっちゃん)を横目にお店に向かいます。
「やってもやってもおわんねえなあ・・・。」
(・・・独り言聞こえてますよ、おっちゃん。)
お店につきました。
最初はお店の方が実際に修理をしながら説明をしてくれます。
後で復習できるように許可をもらって手元を撮影します。
「じゃあ、器具あるんでやってみてください。」
見るのとやるのは、今までの経験から全然違うと知っています。
やって覚えましょう。
・ブレーキを外す(&作業終わったら戻す)のを忘れない。
・タイヤは外れにくい。テコの原理を使う。
・ゴムチューブが取り出しにくい。タイヤをずらして出すとよい。
・パンクの箇所が見つけにくい。空気をある程度入れよう。
・サンドペーパーでタイヤがなかなか削れない。丁寧に。
・削る箇所は思っているよりも広く取ろう。
・穴が空いている箇所のマーキングはしっかりやろう。見失う。
・ゴムのりを乾かす時はライターを使う。すぐに火を吹き消すこと。
・パッチはねじるように剥がそう。叩いてしっかりくっつけること。
・ゴムチューブは戻しにくい。車輪の下に入れ込んでいくイメージ。
・タイヤは硬い。戻す時に力を入れすぎて怪我をしないように。
ゴリッ!
(・・痛!)
タイヤを戻そうとする時に爪が引っかかって軽く出血しました。怪我に注意です。
最後にお礼を言ってお店を出る時に、お店の人が絆創膏くれました。
(・・・神だ。)
帰りに100円ショップで必要な道具を購入します。
怪我防止のために軍手ではなく、
指先までゴムで覆われている手袋も購入して終了です。
新緑が眩しい帰り道、公園では木々の整備作業が行われていました。
切った木を積み込むために小型移動式クレーン車が停まっています。
綺麗に舗装され、ゴミ一つ落ちていない道をツーブロックがキマった若手ビジネスマンやベビーカーを押すご夫婦が歩いています。
朝、その道の落ち葉を掃除していたおっちゃんはもういません。きっとどこか別の道を綺麗にしているはずです。昼ごはんは牛丼でも食べてるんでしょうか。
綺麗で清潔で安全で快適な生活を日々支えている人がいることに前よりも気がつくようになりました。
いつもありがとうございます。
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