何のために痩せるのか、を明確化しておく
ダイエットにおいては、現状を把握した上で、適度な目的・目標があると、実行までの道のりが明確化となります。
具体的には、①現状の自分を認識すること、②将来有りたい自分を明確化すること、③ ①と②のギャップを認識して、具体的な行動に落とし込むこと、が大切になります。
体重計を購入して現状を把握する
継続的な体重計測は必須となりますので、体重計がない方は、体重計を購入した方が良いです。
私は以下の体重計を購入して使っています。安くて、スマホ連携も出来るので割とオススメです。ただ、スマホ連携を考えなければ、もっと安い機種もあるので、最初は値段が安い物でもよいので、体重計をきちんと買っておくのが大切です。
体重計を購入できたら、毎日体重を量ってみてください。朝起きたときと寝る前に量る一日二回の計測がオススメです。できれば、毎日の体重を毎日記録できればベターですが、まずは体重計に乗って自分自身の現状を把握するところから始めてみてください。
ともあれ、体重を量ることが、体重減少につながる第一歩となります。
健康維持なのか見栄え重視なのか
まずは、自分の体調や体格が、どうなっているかを認識する必要があります。
身体が重くて階段の上り下りがきついことや、睡眠の質がなんとなくわるいことや、腹回りや太もも周りに肉が多いのか、等を丁寧に把握しておく必要があります。
そうした上で、健康維持を重視するのか見栄えを重視するのかの大きな方向性を決めておくと良いと思います。
健康維持という事であれば、例えば歩くのにおっくうにならない程度の体重がゴールでしょうし、見栄え重視だとするのであれば、腹回り、太もも周りがスッキリするのがゴールでしょう。
こうしてダイエットの目的をきちんと把握しておくことも大切です。
あと、健康維持が出来てないと見栄え重視にも至らないので、まずは健康を目指すのが良いと思います。
おおよその体重の目標(期間と減らす体重)は必要不可欠
現状の体重把握と、ダイエットの目的が決まったら、次は理想体重の目標設定となります。
目標は「期間」と「減らす体重」を決める必要があります。安全にダイエットするには1ヶ月で現在の体重の5%減が上限と言われています。80kgの人は5%である4kg以上減らすのは危険となります。
ただ、この1ヶ月で5%減というのは相当きつい目標なので、あまりオススメしません。なお、1ヶ月で1%減らすのも地味に大変です。なので、「半年から1年の間に5%減らす」くらいが良いかと思います。
なお、ゆっくりと体重を減らす事のメリットとしては、ダイエット自体が容易になることに加えて、リバウンドがしにくいことが上げられます。短時間で体重を減らすことはできますが、短時間にリバウンドしてしまうのは良くある話です。
人体には「現状維持のメカニズム」が備わっているため、これと戦うのは相当困難です。ただ、体重をジワジワ減らすことで、現状維持のメカニズムを少しずつだます事が出来るため、ダイエット自体の成功確率が上がります。
漠然となんとなく痩せたいでは、痩せない
何の目的もなく痩せる、というのはとても大変です。
上記の通り、目標設定ができればダイエットはそれなりに進みますが、途中で断念してしまうことが多いです。このため「何のために体重を減らすのか」というのをより明確化しておく必要があります。
上記の健康維持なのか見栄え重視なのかの部分で、ダイエットの目的が出来ていたら、それをより具体的にしておくのがオススメです。
お腹周りを減らしたいなら「ウェスト○○cm」という目標があっても良いでしょうし、この服を着たいというのでも良いでしょう。
なんにせよ、具体的な数値目標(期間と減らす体重)、具体的は目標(ウェスト○○cmダウン等)があれば、ダイエットは成功に一歩、近づくことになります。
来週は、より具体的なダイエットメソッドについて書きたいと思います。