オタクのオタクによるオタクのためのクリスマス会🎄🎅
メリークリスマス!!
どうもオタク兼腐女子です。
街にはイルミネーションが煌めき、お店のショーウィンドウにはクリスマスカラーの商品が目立つ季節になってきました🎄皆さんはどのように今年のクリスマスを過ごしますか?恋人や家族、友人、大切な人と過ごすクリスマスは1年の中でも特別な1日ですよね!
もちろん、私にとっても特別な日です。街のイルミネーションを見かけるたびにクリスマスデートをしている推しカプを思い浮かべ、ショーウィンドウに飾られてる素敵なアクセサリーを身につけた推しの妄想に想いを馳せる。そう、オタクとして「クリスマス」は最高のネタ提供DAYです。
そこで今回は先日開催した【オタク女子大生達のクリスマス会🎄】の模様をお届けしようと思います。オタクのクリスマス女子会が如何に充実したものか、鮮明にお伝えします。オタクとしてクリスマスの楽しみ方を全力で追求してみました!
今回の会も正気を失ったオタク達の地獄のような会となっております。地獄というか・・・泥沼?正気を捨てなきゃやってらんねぇ!!!という気持ちで臨みました。身内ネタ満載なんですけど、あまりにも愉快で楽しい会だったので少しばかりお付き合いいただけると嬉しいです😊
そもそも普通の「クリスマス会」と何が違うの?
世間がロマンチックなクリスマスムードに包まれているなかで開催された今回のクリスマス会。本企画は、クリスマス付近の休日に腐女子or夢女子のオタクが集まって一日中どんちゃん騒ぎでアニメや舞台のBlu-rayを見ながら、あるいは持ち寄った漫画を読みながら呑気に鍋を囲ったり、チキンを食べたり、ケーキを食べたり、兎に角クリスマスっぽいことを全力で楽しむ行事である。
→各々が好きな作品を上映してみんなで観賞👀
→みんなでほのぼのと夕食に鍋を囲む🍲
→みんなでクリスマスケーキを食べる🍰(ケーキ屋さんに書いてもらったプレートにご注目👀)
私達は穏やかにクリスマス会兼お泊まり会を楽しみました。美味しいものも食べて、仲間と語り尽くして楽しい1日を過したのでした😊
クリスマス会やっぱりいいな…最高に楽しい🍀そう思って夜はゆっくりと更けていき……………
ませんでした!!!!!!
・・・ここまでは序章に過ぎないのです。
本物の地獄はここから始まるのです!!
そうです。この程度のレベルは普通のクリスマス会です。私達が開催しているのは「地獄のクリスマス会」なのです。もっともっと地獄のようなことをしなければいけないのです。(謎の義務感)
皆さんはお気づきでしょうか?私達がクリスマス恒例の【あれ】をまだ行っていないこと……。
そう…私達はまだプレゼント交換🎁 をしていないのです!!!!!
地獄のクリスマス会メインイベント、それこそが【プレゼント交換】なのです。皆さんはプレゼント交換と聞いてどのようなものを想像しますか?クリスマスに因んだプレゼントや贈る相手のことを想って用意したプレゼントを交換することを思い浮かべていませんか?しかしながら私達は……
・・・そんな生温いことは致しません🙅♀️
私達のプレゼント交換のルールは「推しカプの攻めが受けに買ったプレゼント(逆も可):腐女子用」や「推しが自分にくれたプレゼント:夢女子用」を用意して、それをプレゼントしてくれたシュチュエーションを説明するというものなのです。その用意したプレゼントをみんなで交換します🎁
お分かりいただけるでしょうか?世間では恋人や家族が仲睦まじくプレゼント交換をしているクリスマス。そんな中で私達は自身の妄想を武器に戦友(オタ友)とプレゼント交換します。
そう、これは控えめに言って 究極の【地獄】です。(最高に楽しいね)
そして時は満ちた!!!!🌃🌙
日付が変わってもどんちゃん騒ぎをしていた私達ではありますが、そろそろ戦いの時間がやって参りました。私達はプレゼントを傍に置き、円を作って座り、各々がスタンバイをしました。プレゼンをする順番はじゃんけんで決まりました。(ちなみに私は気合の入り方が格別だと指摘され、大トリに無条件で回されました🤗なんでやねん)
なんと今回のクリスマス会はオタクいつメン9人が全員参加できたので9人分のプレゼンがあります。なので、サクサク紹介していきましょう👍
エントリーNo.1『ぽん太』
笑いながらしれっとヤバいことをしてくるタイプ。色々なジャンルの沼を覗き、布教を受けてくれる有難い人。
プレゼンCP=某超次元テニス🎾(受→攻🎁)
トップバッターを飾ってくれたのは地獄のクリスマス会初参加の「ぽん太」(地獄のクリスマス会は今年で2回目の開催)彼女は中学生同士のピュアで可愛いクリスマスをプレゼンしてくれました。
毎年クリスマスにプレゼント交換をしている2人。今年[受け]が選んだのは自身が好きなウサギのキャラクターを彷彿させるうさ耳が付いた加湿器。これは最近乾燥を気にしている[攻め]を気遣ってのプレゼントでした🎁
ぽん太「しかし、[受け]は男にこの加湿器は可愛すぎるのでは?と悩むんですけど、やっぱり2人は中学生なので…お金がないんですよ。お小遣いも限られてるし…。」
全員「「そっか〜 !!中学生だもんね〜🤦♀️」」
*全員正気を失って、まるでその出来事が本当に起きたかの様に聞いています。
ぽん太「お金はないから高価な物は買えないけど、せめて[攻め]の好きな水色の袋でラッピングしてあげます🌼」
全員「あぁぁ〜〜!!可愛い〜〜!!!!🤦♀️」
ぽん太「そして、2人は公園でプレゼント交換をします。[攻め]はうさぎの加湿器をもらって大爆笑です。[受け]が『最近、乾燥が気になると言っていただろう?』と言うと[攻め]は『よく覚えていたね』と笑ってくれました!」
中学生らしい純粋で実に可愛らしいストーリーでした。終わりの際にはみんなで「結婚してるね〜!」と拍手をしました👏そして、私はこの1人目を聴き終えた時点でかなりの密度のストーリー構成に慄きました。
初参加でこのクオリティか…化け物かよ
夜はまだまだ始まったばかりだなと思うのでした(この時点で午前1時過ぎ)
エントリーNo.2「まめた」
殆どのジャンルにおいて世間とは逆のCPを愛する生き辛い人。しかし己の信念は絶対に曲げず、1人でも戦っていく強さを持つ。最近新しい沼にハマり貢ぎたい欲に駆られている。
プレゼンCP=某刀擬人化ゲーム(攻→受🎁)
「まめた」も今回のクリスマス会が初参加の初陣。期待値は未知数。今回プレゼンしてくれたの最近お熱の刀擬人化オンラインゲームのCP⚔
ストーリーは[受け]が修行に行って帰ってきたところから始まります。[攻め]は令和の時代に遠征に行っており、現代のクリスマス文化を学んで帰ってきます。クリスマスが大切な人に贈り物を渡す日であることを知って色々な店に行きます。
途中、周囲に相談して「実用的なものにした方がいい」とのアドバイスを受け、相手の事を親身に想って買い集めたものをプレゼントします。
①可愛いバスソルト
②[受け]に似合うと思って買った髪飾り
③髪に良いヘアーオイル
④[受け]の好き嫌いを思い、あまり強い匂いではないハンドクリーム
⑤[受け]に所縁のある名産品を使ったスイーツ
まめた「これらに加えて手紙も添えてプレゼントしたので今回はその手紙も読みます。」
・・・手紙だと!?
一同[手紙]という不穏な言葉に顔を見合わせます。そして彼女が取り出した手紙とプレゼントがこちら👋
全員「ええぇーーー!!ガチやん!😳😳😳」
非常に達筆な手紙に歓声を送りつつも、その場にいた全員が脳裏に不安を感じます。
おいおい…このプレゼントを交換の末に貰ったら手紙はどうすればいいの!?
額にでも入れておけばいいの????🖼
初参加組、順応力高過ぎない?手紙の朗読後、この手紙に対する[受け]の返事も読み上げてもらいました。2人の関係性がよく伝わってくる文面で本当に素敵なプレゼンでした✨
エントリーNo.3「おでん」
なんでもアホみたいにノッてくれる。彼女曰く「死は救済」死ネタ地雷派とは冷戦状態。昨日の敵は今日の友、私達は冷戦中でも大親友です。
プレゼンCP=某超次元テニス🎾(攻→受🎁)
現在[攻め]はドイツ🇩🇪に留学中。そして冬休みの間、お正月に向けて帰国します。そして、クリスマスにEくんとデートをします。[攻め]が持ってきたプレゼント、それはドイツのクリスマスマーケットで買った「キャンディ🍬とバスソルト」です。また、受験を控えた[受け]に「達磨の湯飲み」をプレゼントします🎁
おでん「ここで私の推しカプが季節を司るカップリングであることをお伝えしたいと思います」
全員「「いいね!!!!聞きます(即答)🙋♀️」」
贈り物に関係のない話でも話したい事を話したモン勝ちなので、オールOKです。
おでん「2人の出会いは桜吹雪の中でした。夏は全国大会で共に汗を流し、秋は紅葉の中で試合を挑み惨敗して[攻め]がドイツへ去り、冬は雪の中を相合傘をさして帰ったこともあります」
おでん「秋は悲しみの別れの季節ですが、このCPは色々な四季を体験しているんですよ(熱弁)そんな中で今回はクリスマス🎄幸せにデートをしてくれます」
全員「「(無言で拍手)👏👏👏👏👏👏」」
この後、カップリング感の付き合っている付き合っていないラインの説明や現在のCPの状況を説明してもらって平和にプレゼンは終了しました。私の中で彼女はなかなかの闇の腐女子なので、死者🔪が出るかなと若干冷や冷やしていましたが、今回は平和に終わって良かったです☺️🍀
エントリーNo.4「なれつも」
普段は落ち着いているが、最近久々に新しいジャンルに落ちた為、今は水を得た魚状態で潤い100点満点。しかし、現在推しカプが公式で喧嘩中なので萎えている。
プレゼンCP=某公安局サスペンス🔫(攻→受🎁)
「なれつも」が紹介するのは先日第三期の放送が終わり、劇場版が決定した某公安局サスペンス。
しかし、問題なのは彼女の精神状況なのです。プレゼンCPが最終回でなんと喧嘩をしてしまったのです。つまり彼女は現在心身ともにダメージが凄まじいのです。クリスマス前に推しカプが喧嘩をするという緊急事態🚨それでも彼女はどうにか立ち上がり、プレゼンをしてくれました。
そんな満身創痍な彼女が持ってきたプレゼントがこちら💁♀️
推しCPカラーのフード付きストール🧣
暖かそうで普段使いもできるアイテムでした。会場でも全員が「可愛い〜!!」「お洒落〜!!」と歓声を上げていました📣」
なれ「とりあえずCPの説明をします。えっと、私がハマってるシリーズはダブル主人公で2人は幼馴染みなんだけど、今は2人で公安の刑事をやっています👮♂️」
なれ「2人には暗い過去があって、[受け]のお父さんが[攻め]のお兄さんを殺しています」
「「・・・本物の地獄CPじゃねぇか!!」」
現在喧嘩中というだけでハラハラするというのにまさかの修羅場的関係性に狼狽る外野達🔥
なれ「被害者と加害者の家族っていうCPなんだけど、その事件はまだ謎に包まれていて、それを2人で解決していくんです」
なれ「ストールを選んだ理由は[受け]はお父さんの遺品の車の後部座席でしか寝られないから、このストールを掛け布団代わりに…」
「「・・・・・・それは重いわ!!!!」」
満場一致で彼女の推しカプの背負う業の重さを痛感しました。いや…重いわ。兎にも角にもこれはこれで地獄のクリスマス会に相応しいプレゼンでした😇彼女の推しカプが和解する日を全員が祈った瞬間となりました。
エントリーNo.5「うどん」
最近バイトを始めて推しに貢ぐために日々頑張っている。お裁縫が得意。謙遜しながら凄まじい職人技を披露してくるタイプ。
プレゼンCP=自身の別人格を具現化した特殊能力で戦う某RPGゲームの第5作目(攻→受🎁)
うどん「はい!まずこの[受け]の写真を見てくれ。彼はこの服で冬場に外出している。そこで皆さん、何か思うことはないか?」
そういうと彼女は1枚の写真を見せてくれます。それは彼女の推しである受けくんの立ち絵でした。そして、その立ち絵は変わったポーズをとっていました。
全員「「服よりもポージングが気になります🙋♀️」」
うどん「ポーズは放っておいて!!!!!」
🙍♀️「あっ、ズボンのチャックが空いてる?」
うどん「違う!!!そこじゃない!!!」
🙍♀️「……ダサい?」
うどん「違う!!!ダサくない!!!」
少しばかりみんなで考えながら(大喜利をしながら)画像を見ましたが特に正解者は現れず。
うどん「……首元だよ!首空いてるじゃん!この服!ほら、冬場なんて寒そうでしょ??」
確かによく見ると首元が結構空いているので冬にこの服で外出するのは寒そうでした❄️そこでそんな寒そうな服で出かける[受け]に向けて[攻め]が用意したプレゼントがこちら👋
うどん「[攻め]が選んだのはこのマフラーです。何故この柄なのかというとこの色は彼のイメージカラーであり、彼の独占欲を表しています」
うどん「またどうしてこのタイプのマフラーなのかというと、[受け]はよく絵を描くので長いと画材に付いてしまうかもしれないと危惧してこのタイプのマフラーを選びました!」
途中大喜利大会になっていたけれど、ストーリー構成がよく練られている素晴らしいプレゼンでした👏プレゼントを選んだ経緯もわかりやすくまとめられていてとっても良かったです🙆♀️
エントリーNo.6「きなこ」
効率的なしっかり者。一番冷静だけど肝心なところではちゃんと正気を失ってくれる類友。手先が器用故に細かい作業もできるオタクの鑑。
プレゼンCP=某7人組アイドルゲーム(攻→受🎁)
きなこ「はい、みんな知ってると思うけど私の推しカプはこの2人です(2人の写真を見せる)」
全員「「存知あげております!!(即答)🙋♀️」」
きなこ「この受けは自分ではクールでシャープな文房具が好きとか言ってるんですけど、実際は可愛い物好きなんです。で、今回用意したのは攻めから受けへのプレゼントです🎁」
きなこ「2人は共に買い物に行くんですけど、そこで[受け]がこっそりと何かを見ていて、その様子を[攻め]が実は見ていて、隙を見てその[受け]が欲しがっていたものを買います。
可愛い物好きの[受け]が見ていた物がこちら👋
ハリネズミ🦔のブランケット
全員「「わぁ〜〜!!!可愛い〜〜💓」」
きなこ「[受け]は絶対にこのブランケット見ます!で、貰った時には強がって『こんな物を…』とか言い出すけど絶対に使ってくれます…」
全員「めっちゃ素敵〜〜〜!!!!👏👏👏」
今の季節にぴったりなプレゼントと和やかなストーリーでした。話の情景が鮮明に頭に浮かんできて心がポカポカしてきました☺️💭
エントリーNo.7「チベット」
リアクションが面白いから些細なドッキリでも仕掛けたくなる。幅広く色んなものを嗜んでいる。今回数少ない夢女子参加。最推しからのプレゼントは他人に渡したくないとの事で敢えて別の推しを選んだ。
プレゼンCP=某人気鬼退治漫画(キャラ→自分🎁)
「チベ」はプレゼンジャンルを知らない人の為に簡単なプレゼン資料を持ってきてくれました。パワポの準備も完了し、どんなプレゼンをしてくれるのかとワクワクしているとプレゼンターはとんでもないことを口にします。
「私の推し一言で言うと…クズです🤗」
突然の推しディスりに困惑する会場。しかし、そのキャラを知っている者は黙って頷きます。
そしてここからそのキャラクターの詳細な説明が始まります。次々と過去の悪事を説明され、私達リスナーの間に一つの疑問が生じてきます。
何故、そのキャラを好きになったん? そして、この人プレゼントくれるの?
正直、このキャラがクリスマスプレゼントをくれるビジョンが1ミリも浮かばない。
そう………彼女が恋に落ちたのはそう思わざるを得ないほどのなかなかの極悪キャラでした。
チベ「彼はクズです。そしてクズは割とすぐに死ぬので即斬られました。弟弟子に斬られました」
チベ「私はそんなクズが………大好きです🤗」
(((此奴・・・かなり歪んでやがる)))
チベ「事前説明はこのくらいで本編入りまーす」
チベ「ここから100%夢女妄想なので『へッ』って感じで聞き流してください〜😉」
チベ「私は孤児院時代から彼と一緒にいるんですけど、彼が孤児院を崩壊に導いた後に私はなんとか隠れてて生き残り、彼が弟子入りをした師範の元に私も弟子入りします」
チベ「私はちなみに呼吸は使えません。けれど、彼に守ってもらったりしてなんとか鬼狩りになれました。そして暫くして彼は鬼となり、道場を去りました」
なんか徐々にくる不穏な空気感…。私達は冷や汗を握りながらとりあえず黙って聞いていました。
チベ「そして鬼となった彼が弟弟子に斬られたことを私は伝令で知り、戦いの後で弟弟子から彼が死に際に遺したものを私に渡してくれます」
その言葉を聞いた瞬間、その場にいたリスナーの全員が顔を青くしながら絶叫しました。
「「あばばばばば😨遺品かよ!!!」」
重い…地獄すぎる…まさかクリスマス会で遺品をもらうことになるなんて…🤦♀️
チベ「弟弟子は耳がいいので音で感情を読み取れます。そして彼の最期に立ち会った弟弟子に『彼奴の姉ちゃんに対する想いは本物だったよ』と告げられ、私は彼が遺した櫛を手に号泣します」
全員「「あァァァァ!!!しんどいッッ🤦♀️」」
ハッピーエンドにはならないと思ってはいたけど、まさかここまで地獄的展開に持ってくるとは…彼女は私達の予想の斜め上を行く女でした。
しんどい気持ちで完結するかと思いきや…
彼女のプレゼンの真骨頂はここからだったのです。
チベ「皆さん、安心してください💁♀️」
チベ「……転生しますよ?」
全員「うぉぉぉぉぉ!!!👏👏👏👏👏」
ここから転生編がスタートします。現代に転生した2人は一応前世の記憶を持ちながら再び出会います。積もる話もあるけれど、お互い前世のことには触れずに時を過ごします。
チベ「そして高3のクリスマス。私達は家が近く、受験勉強を2人でしていました。その時彼が『来年から大学生になるつっーのにお前は昔から色気も何もねぇし…バカでクズだな』と言ってきました」
🙍♀️「昔からっていうのは前世からってことか」
チベ「そうです。それで彼は続けて『そんなお前を気遣ってやれるのは俺くらいなモンだ』と言い、青いストーンのネックレスを私にくれます」
遺品の櫛と青いストーンのネックレスがこちら👋
大正時代と現代の融合を見事に成功させた最高のプレゼンでした。まさか秘儀【転生パロ】に手を出すとは…遺品の櫛にもキャラのイメージカラーである青の飾りがあしらっており、とってもお洒落で使いやすそうです🤗
(((遺品というポイントを除けば)))
エントリーNo.8「chan」
もともと2次元の沼にいたが、最近韓流アイドルの沼にドボン。それを機にグッズ欲暴走中。ようこそ!グッズ中毒者の沼へ!推してる次元が違えど私達は戦友だ。
プレゼンCP=某韓流アイドル(アイドル→自分🎁)
chan「えっと…私は3次元なので…心臓がだいぶ抉られるんですけど…」
全員「「大丈夫だよ!!たくさん語って📣」」
chan「ありがとう…優しい世界…私と彼が出会ったのは7年前です。みんなには黙ってたけど、私は実は韓国から引っ越してきたんです(真顔)」
全員「え〜〜!?そうなの!?知らなかったぁ。chanって韓国から引っ越してきたんだ!!」
*深夜テンション真っ盛りなので事実だと信じてリアクションを取っています。
chan「私は小学校の頃に英会話教室に通っていて、英会話教室に行く前に寄っていたカフェの店員をしていたのが私の彼です」
chan「彼は練習生としてアイドルになる為にレッスンをしながらカフェでバイトをしていました。それから1年後、私が母の迎えを外で待っていると彼が『寒いから中へ入ったらどうだい?』と声をかけ、ドリンクを奢ってくれました。
全員「「優しいィィィィィ〜〜〜〜😂!!」」
chan「その後バイトが終わった彼が迎えの来ない私を家まで送ってくれて、その日から私達は親しくなりました…。そして…色々あって彼がデビューをした時に私達は付き合い始めました…」
chan「それから私は日本に引っ越してきて、遠距離で彼と交際をしていて、今年の春に日本ツアーに来てくれた彼に会いに行ったんです。そして今月私は別れを告げることを決意しました…」
全員「えっっ!?なんで???」
ここまでロマンチックで良い感じの雰囲気を醸し出していたのにも関わらず、突然の別れ発言。全員が困惑の渦にのまれます。
chan「実は彼には私ではない人とのスキャンダルの報道が出ていて、私は彼を信じているけど、もしこれから私との事が報道されたら大変だから…別れを告げることにしました…」
chan「そして、別れを告げようとしたその日に彼から遅めのクリスマスプレゼント兼誕生日プレゼントを貰いました」
そのプレゼントがこちらです👋
全員「えぇぇぇ😳オシャン!オシャン!」
chan「私は受け取る前に別れを切り出しましたが、彼は私の別れ話を聞いた上で、これは私に持っていて欲しいと言ってくれます。そして『俺はいつまでもお前のことを待ってるから…俺が一人前になったら…その時はまた会ってほしい』と告げてくれました。
人気アイドルとの儚く優しい恋物語でした。リスナー一同、きっといつの日か2人が再び結ばれることを心から願わずにはいられませんでした😭
そして、それと同時に私は心の中で、何故自身の妄想の中だというのに素直にハッピーエンドを描かず、遺品が出てきたり、別れ話になったりするの???とオタクの背負う業を深く受け止め、地団駄を踏んでいました。
(今回の会は文字通りだいぶ地獄だな)
エントリーNo.9「私」
ようやく私の出番が来たようだ…過疎ジャンル在住の為、自分でアニカフェを開いたり、暇さえあれば布教資料をしたためている系オタク。一つのジャンルに一点集中型。一つのものしか愛せない面倒くさいオタク。
プレゼンCP=某西へ旅する漫画作品(攻→受🎁)
大トリを務めるのはこのnoteの製作者でもあるこの「私」である。自分はそこそこの力量で臨んだつもりだったが、周囲から勝手に「ガチ認定」をされ大トリに回された。解せぬ。
私「はい!大トリ務めさせていただきます〜🙆♀️まずはパソコンの画面にご注目ください」
↑(隙間時間を利用してこの日のために用意したプレゼン資料のパワポの画面)
私「私がプレゼンするのはご存知こちらの2人です。高圧的な僧侶(攻め)と腕白な忠犬ワンコ(受け)のCPです。その中でも私が今回メインにするのは2人が寺院で暮らしていた時のお話です!
事前情報①[受け]と[攻め]は前世からの繋がりがあった。しかし[受け]を守るために[攻め]は死別してしまう。2人は再会の場所として下界の桜の木の下で再び会うこと約束する…。
事前情報②[攻め]が[受け]の髪を毎朝結ってくれている。((この情報は最高にエモい))
私「あっ…これ完全にストーリーごと用意してきたので、台詞がたくさんあります。誰かアテレコ手伝ってください🙋♀️」
おでん「はい!!!私、受け役やります!!!」
私「えっ!!?(立候補早くない???)」
おでん「じゃあ早速やります〜!!!!!『腹減った〜!!何処か連れてって〜』」
おでん「……え?私結構上手くない?」
そう立候補すると彼女はアテレコ募集をして0.5秒でキャラになりきり始めました。私は瞬時に流石は深夜テンション…速攻でアテレコに立候補してくれるフットワークの軽さが違う…彼女が同じ穴の狢(狂人)で良かったと思いました。個人的にも1人2役は精神的に辛かったので救われました。しかしながら、私の推しに声を当てるということは生半可な気持ちでは許しません。私は懐から徐に一丁のエアガンを取り出しました。
私「立候補ありがとう。共に良い寸劇にしよう」
私「でも…もし下手なことをしたら…」
「「これで脳天打ち抜くからね」」
(玩具の銃を脳天に突きつける)
↑100均のエアガン(弾なし)[攻め]の持っている銃と類似している為、お気に入りのアイテム🔫
全員「「めちゃくちゃ過激じゃねぇか」」
兎にも角にも寸劇スタートです🎌
【ストーリー前編】
師走某日。寺の責任者である[攻め]は年末行事の準備に追われていた。そんな彼に「遊ぼう」と声をかける小さな子供が1人。彼は冬でも咲く桜《十月桜》を見に行きたいと駄々をこねた。しかし、[攻め]は我が儘を言う[受け]を叱り付ける。[受け]は叱られ涙を堪えながら部屋から出て行ってしまう。
この間にもたくさんのセリフがありましたが、深夜テンションに促され、恥じることなくノリノリでアテレコは続いています🎙アテレコ組以外は笑いを堪えられずに声を殺して爆笑しています。
私「あっ、やばい!!この後でもう1人別のキャラが出てくるわ…誰かアテレコ手伝ってくれ!」
チベ「はい!はい!私やります!🙋♀️」
チベ「ゴホッ(咳払い)よし!やるぞ〜!」
くねくねした動きをしながら喉の調子を整える「チベ」。その様子を見て私は深夜テンション便利だな…みんな容易に正気を失って寸劇に参加してもんなと感心していました。
いや、別にこの人たち深夜でなくても、きっとノリノリで参加してくれるタイプの正気を失った人間だった…😌
新たなアテレコ仲間(敬語ドSキャラ)を手に入れて、私たちの真夜中の寸劇はまだまだ続きます。
【ストーリー中編】[受け]と入れ違いで部屋に来たのは最近知り合った黒髪の優男。彼の誘導もあり[攻め]は重い腰を上げて[受け]を迎えに行くことに。
(↑実際にノリノリで読んでいたセリフが書かれた資料。パワポ36枚の密度はなかなかのもの)
私が短編小説1本分の話を作ったが故になかなか話は進みません。その間に受け役の「おでん」はメキメキとアテレコスキルを上げていきました。彼女が風邪をひいていたこともあって、絶妙な擦れ感が妙にリアリティを醸し出していた。しかし、まだまだスライドは終わりません。
スライドが終わるのが先か… 「おでん」の声帯が潰れるのが先か…
私「あっ、そうそう…そういえばこのスライドは合計で36枚あります🙋♀️(追い討ち情報)」
ここから後編ストーリーに突入します。
数日後、[受け]は[攻め]の腕を引っ張って寺院近くの森まで連れていきます。そこにはとても綺麗な紅葉が広がっていました🍁
(↑この説明で実際に使ったパワポ)
ここで[受け]が[攻め]に先日のことを謝り、一面に広がるこの紅葉を一緒に見たかったと笑顔で告げます。[攻め]は[受け]を呼び寄せ、結ってあった髪を解くと1本の簪をその髪に付けてあげます。そしてぶっきらぼうにこう言います。
『十月桜は見に行けないが、春になったらこの近くでも桜は咲く。それまではこれで我慢しろ』
2人は春になったら共に桜を見ることを誓い、[受け]は季節が巡るのを今か今かと待っているのでした。その髪には桜の簪を揺らして…🌸
我ながら最高のハッピーエンドに繋げました。 そしてそのプレゼントの桜の簪がこちら👋
全員「めっちゃ素敵!!!👏👏👏👏」
その言葉が聞きたかった!みんなからの温かい拍手に私は達成感を噛みしめました。私的に渾身のストーリーでした。数ヶ月後に見返したら、きっと未来の自分も(解釈の一致的に)褒めてくれるに違いない。大トリとして最高にハッピーな終わり方ができてよかった😌そして、思いの外アテレコがこんなに盛り上がるとは。持つべきものは共に正気を失って馬鹿みたいなことでも全力で楽しんでくれる友人ですね(最高の褒め言葉だよ)
拍手喝采の中、無事に地獄のプレゼンテーションは閉幕しました。
今回、深夜テンションを盾🛡にこの地獄のプレゼンを戦い抜いた8人の同朋に大きな拍手を送りたいと思います。私達は正気と羞恥心を失うことで、オタクとしてさらなる高みへ到達し、絆を深めることに成功しました。
そう…これが華の女子大生の全力クリスマス会です🎄
個人的にはまさかアテレコに付き合ってくれるとは思っていなかったので、私は彼女達のノリの良さを少し侮っていたようです…。
アテレコに付き合ってくれてありがとう君たちが正気のない人間で良かった…。
けれど………
「これ私たちオリジナルドラマCD出せるよ!!!」と何処からか来た謎の自信は今思えばただの狂気にしか感じません。
【総括】
みんなの推しCPウィンターエピソードが聞けて本当に有意義な会となりました🎉色々と突っ込みどころ満載でしたが、笑いの絶えない最高のクリスマスになりました。お互い学校生活やバイトに明け暮れる日々ですが、今後も合間を縫ってバカ楽しいことをやり遂げていきたいです。ちなみに私が資料として使った紅葉の写真は近所の公園に日曜日の朝6時に行って撮ってきたものだったりします。死ぬほど寒かったです。良い資料を得るためには私は努力を惜しみません(ドヤ顔)プレゼンの後にあみだくじで誰が誰のプレゼントを貰うかを決定しましたが、私の元には例の手紙がやってきました💌額に入れて部屋に飾ろうかなと思います(真顔)次は推しCPバレンタインエピソードプレゼンでもしたいな〜なんて思ってます。みんなと過ごせる青春をこれからも全力で楽しんでみせます。
おまけ
白熱のプレゼン大会の後、熱を覚ますために近所の公園に双子座流星群🌠を見にいきました。
戦い(プレゼン)を終えた私達の顔は晴れやかなものであり、冬の深夜の寒さを配慮しない薄着で外へ飛び出しました(ただのバカ)。公園からは星々がよく見え、遠くの方に流星群も見れました。折角だから願い事をしようと口を開いた一同。
🙍♀️「バイト先が燃えますように。バイト先が燃えますように。バイト先が燃えますように」
🙍♀️「月曜日休講になれ。月曜日休講になれ。月曜日休講になれ」
🙍♀️「チケット当たれ。チケット当たれ。チケット当たれ」
・・・・・・・・・まぁ、そう願うよね。知ってたよ。
世の中のオタク大学生の祈る願いなどたかが知れています。やはり私達は類友というわけです。私達は意気揚々と公園を後にしました。そして、雑魚寝をしながら自身の推しCPについて意識がなくなるまで語り明かしました😉👍もちろん、恋人や家族と過ごすクリスマスも最高に楽しいとは思いますが、価値観の近いオタ友と過ごすクリスマス会も最高に楽しいものです。皆さんも、今年のクリスマスは正気を失って、欲望に塗れた地獄のプレゼン大会を開いてみてはいかがでしょう👋