仰天のボルテッカーの気になるカード達5
こんにちは。トリオン派のウィッチャーです。
金曜日に待望のカードリストが発表になりましたね!
今回は発表されたカードの中からVMAXのポケモン達を考察していきたいと思います。
ガラルヒヒダルマVMAX
待望の雷弱点ではない水タイプのVMAXポケモンが来たと思いきや、鋼タイプが弱点であることに落胆したポケカユーザーは多かったのではないでしょうか。ただテキストは強力で、ダイゴウセツはバトル場のポケモンに200ダメージを与えながらベンチのポケモンそれぞれに30ダメージを与えることができます。
特に強力なのは、同じく収録されるポケモンのどうぐ「望遠スコープ」を付けることでV・GXに与えるダメージが30増加し、毎ターン60ダメージをベンチのV・GXポケモンに与えることができるようになります。60ダメージを3回与えれば180ダメージになるので、デデンネGXやクロバットVのような汎用ポケモン達をついでにきぜつさせることのできる可能性があります。
ばら撒きダメージの素点である30も3回重ねることでジラーチやガラルジグザクマと言ったポケモン達をきぜつさせることのできるダメージなので、できればバトルポケモンでサイド3枚、ベンチのポケモンで合計3枚のサイドを取れると美味しいですね。
環境と構築
鋼弱点が致命傷となり、ザシアンVが暴れ回っている現在の環境ではガラルヒヒダルマVMAXの活躍は難しいと言わざるを得ないというのが現実的な評価になります。どうしても競技シーンで使いたいというのならば、ウィークガードエネルギーを付けてあげるのが良いでしょう。それでもザシアンV系のデッキと戦う場合は勝ちの目はかなり薄いと認識しておくべきです。
一方で、その他のデッキには強くでれそうなのがガラルヒヒダルマVMAXの良いところです。200という打点はクロバットVやデデンネを倒すには十分な火力なので、ボスの指令を使えば2体目のVMAXを相手にすることなく、ベンチのポケモンのきぜつとあわせてゲームをおわらせることのできる可能性があります。環境にはジラーチやガラルジグザクマを回収ネットで使い回すデッキも多いので、かいしゅうふうじのバリヤードをデッキに入れておくと回収ネットでダメカンをリセットされることもないので安定してサイドをまとめ取りするプランを遂行できます。
ギルガルドVMAX
鋼タイプのポケモンというと、登場するたびにザシアンVの陰に隠れてしまうのが恒例となっていますが、ギルガルドVMAXもザシアンVを超えられる存在かというと怪しいところではあります。VMAXよりもVの方が注目されていますが、ここではVMAXに焦点を当てていきたいと思います。
ワザのダイザンゲキは既に取ったサイドに応じて火力が上がっていくワザです。理論上はサイドを5枚取った際に310というダメージを出すことができますが、実際のゲームでは多くても3~4枚を取った状態が起こりやすいはずなので、現実的には250~280というのが最大火力とみるべきでしょう。
250の火力であればVポケモンを倒すには十分なダメージになります。ここにダンデを使うことでほとんどのTAG TEAMを倒すことのできる火力になるので、ポテンシャルは十分と言えそうです。
環境と構築
ただの殴り合いでは160というムゲンダイナを2回で倒すには絶妙に足らない打点がネックになりそうなので、思い切ってチェックメイト系のデッキにしてしまうのが良いのではないかと思います。
サイドを取った分だけ火力が上がるのも動きにマッチしているので、それなりに強力なデッキになるのではないかと思っています。
普通にデッキを組むのであれば、メタルソーサーなどを活用して2ターン目から攻撃できるような構築にしたいところです。サイドを取っていない状態ではムゲンダイナにはダイザンゲキを2回当てても20点足らないので、げんきのハチマキや特性はがねのせいしんのガラルニャイキング、ダンデといった火力の上がるカードを入れておくと打点不足を解消してくれます。
まとめ
ガラルヒヒダルマもギルガルドもそれぞれ個性的で強力なワザを持っていますが、環境で戦えるかというとなかなか難しそうな気がしてしまいます。
しかし、環境で戦うのが難しいからといって遊べないわけではないので、ガラルヒヒダルマならばら撒き、ギルガルドならサイドに関与するギミックを取り入れることで、カードの持つ強さや良さを実感できる個性を活かしたデッキを組むことができるのではないかと思います。
今回の記事がそういったデッキ構築の助けになれば幸いです。
最後に
最後まで読んでくださりありがとうございます。
今回はピカチュウとイオルブ以外の残りのVMAXについて掘り下げてみました。個人的にはギルガルドに一工夫加えることで面白いデッキができるのではないかと思っているので、完成した際には記事にできればと思います。
改めまして、最後まで読んでくださりありがとうございました。
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