初ソロライブを行いました。 〜gfcのセミアコとGT-1、あんバターコッペドライブを添えて〜
ちょっと何かの料理風のタイトルになってしまいました。
少し前に初めての「ソロライブ」を行いました。バンドとかユニットで主に活動してきた私としては、一人でちゃんとしたライブハウスでやるのはほぼ初めてのことでして、非常に緊張しました。
でもお客様が皆さん温かく見守ってくれて、盛り上げてくださったので、楽しく演奏し切ることができました!
いろんなところで何回も言ってますが、私は職業的にはグラフィックデザイナーがメインだと思っていて、今回のライブにあたっては、歌詞をグラフィカルに紹介した冊子を用意しました。
曲は、若い時に東京でプロを目指していた時の曲とか、もちろん全く新しく今回のために作った曲、あと地元の観光協会さんに提供した曲とかを演奏しました。
よく言えばバリエーションが豊富。悪く言うと音楽のジャンルばバラバラという感じで、聴く人は忙しすぎるかなと思ったのですが、みなさん自分の好きな曲が結構あったみたいでいろいろ褒めてくれたので、今後も音楽性を定めずやった方がいいのかなと思いました。
↓実際の音源はこちら。
オケも全部自分で作っているので、1曲仕上げるのにけっこう時間がかかるんですよね。でもいい感じの音場で演奏できてよかったです。
ライブリポートとか曲の説明は私の個人的なサイトに任せるとして、こちらでは機材について書こうと思います。
今回の機材は以下のものを使用しました。
ギター:gfc / GFS-400SH
エフェクター:BOSS / GT-1、Effects Bakery / あんバターコッペドライブ
アンプ:Marshall / JCM2000
アンプはずっと使っていた VOX の CAMBRIDGE50 を使うつもりだったのですが、スタジオに入ってスタジオ備え付けのマーシャルと比べてみたところ、あまりにクオリティが違いすぎて(当たり前なんですが)、やはりなんだかんだ言ってマーシャルしか勝たん(もう死語?)と判断して使うのをやめました。
CAMBRIDGE50 はその名の通り50Wの出力があるのでもちろんデカい音はガンガン出るのですが、どうしても小さい筐体からはいかんせん「おいしい音」が出にくい感じがしたんです。
オープンバックなのが影響してるのかも知れません。低音は出ないし、EQで低音を出そうとすると変な箱鳴り感が出てしまう感じ。ハイがきついわけではないけど硬い音。ハイを落とすとこもった感じになるし、上げるとキンキンする。
あれ?俺今までこんなアンプでやってきたの…?という感じになってしまいました。アンプが、というよりも、聞く本人の感覚が変わったのかも知れません。
そこまで音量を上げて演奏しなかったというのもあるかもしれません。ドラムが大音量のバンドでは弾く機会がほとんどなかったので。小さめの音量では気づかない部分が見えてきたという感じです。
ということで結局マーシャルが一番ええわと思いました。
マーシャルはクリーンに近いセッティングにして、エフェクターで歪みを作りました。ここであんバターコッペドライブが大活躍!
GT-1 はめちゃくちゃ便利でコスパ最強のマルチなのですが、惜しいのが、歪み系は1種類しか使えないところなんです。例えば BD と OD-1 を併用するとかができない。
なので、その前段に BD に近いと評判のコッペドライブを起きました。これがめちゃくちゃいい!GT-1 内蔵の歪みだけでは出せない密度感とドライブ感が出せるようになりました。
いつもライブをする度に「なんかギターの音がイマイチなんだよなー」と思っていたのですが、今回マーシャルを使ったことで「あ、結局これでいいんだ」と思えたのは非常に収穫でした。
今後いろんな音作りをするにあたって「基準」となる音ができた感じです。いろんな会場にマーシャルが置いてあるわけではありませんので、他の機材でどうやって音を作り出すかが今後の課題です。