言の葉紡ぐ【MCのつくりかた・他】
偉そうに書いてますが、あくまで自己流です。
いろいろなやり方がありますし、MCを置かないチームもありますので、「あー。なんか言ってる」程度のものとしてお付き合いください。
曲を聴く。
これは言わずもがなですね。曲に合わせて踊るわけですから、踊り子の邪魔もいけないし、なおかつテーマを引き立たせるものでないといけない。
ストーリー仕立てなら説明することで形はつくれますが、抽象的なものを具体にするのは一気にやると具合が悪いです。
言葉を全てつなぎとめて、その総合点で抽象的テーマを表現するように努めなければなりません。
インプット>アウトプット
当然ですが、すごい作品を生むためにはインプットが欠かせません。
MCもひとつのアウトプットなので、たくさんのインプットが必要となります。
ここでのインプットは読書量に限りません。読書以外にも語彙を習得する方法はあります。語彙を運用する力を磨くことをさします。もちろん読書量が多いに越したことはありません。
漢字の読み書きができる
難しい言葉を知っている
よりも
たくさんの友人とコミュニケーションをとっている
メディアに触れる・その都度調べる
の過程を経て
イメージして言葉を入れてみる。
慣れてくればたくさん思いつくでしょう。
引き算の必要。
ここまでは簡単。でも詰め込みすぎてやしませんか?
あくまでスパイス。添え物。
メインの邪魔はいけません。
名MCの方々が目立っている?いえいえ、そんなことはありません。
Mステで印象に残るのはタモリさんかもしれませんが、視聴者はタモリさんを目当てにしませんよね?
ゲスト(踊り子)のみなさんが気持ちよく踊れるように気を配っているはずです。
MCもその領域です。
さきほどスパイスの話をしました。踊り子のなかにはそのスパイスがクセになる人もいます。私がそうでした。
スパイスはキツすぎると人を選びます。多くの人にとっておいしいと感じるスパイスは適量です。
だからせっかく考えた言葉も勇気を持って引いていきましょう。本当に大事なものは勝手に残ります。
地域性もあります。チームによります。正解はありません。だからこそ面白い。
MCを置かないチームもあります。
言葉を入れることをよしとしないチームもあります。
呪詛のように唱えるチームもあります。
ラップ調のチームもあれば、がなるチームもあります。
どれも正解です。
ある意味何をやっても正解なので、自信家が多い印象です。
けれども、マイクで言葉を拡声する以上、発言には責任が伴います。
その責任を果たし、チームが誇るべきMCとなれたら、その頃には名MCとして名を馳せていることでしょう。
たぶん。
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