【言の葉紡ぐ】語彙力トレーニング
MCをやる、あるいはつくるにあたって、語彙力ほあったほうがいいです。ここで言う語彙力は「語彙を運用する力」とします。「語彙が豊富」とはノットイコールです。
さて、みなさんは語彙力をどのように鍛えていますか?
読書?講演会?さまざまなインプット手段があります。
よく一般的に「アウトプットはインプットを上回ることはない」と言われます。
では上質のアウトプットのためにはより多くのインプットを踏む必要があるのか、というと半分正解で半分正しくはありません。
場数と慣れ、これにつきます。
私は幸い機会に恵まれました。出身チームの雅をはじめ、奏、響、風雲、颯戯、狼煙、かんしゃらとたくさん機会をいただきました。
総踊りのMC、祭りの司会と本当にたくさんの機会をいただき、今の私があります。
そんなに機会がないよ!という人にオススメの方法があります。
総踊りを練習に取り入れよう!
いろんな練習があるなかで、私が個人的にオススメする方法はこちらです。
総踊りを踊る練習が増えれば、祭りで踊れる人が増えて、祭りの盛り上げに貢献することができます。
なにより、自チームなのでMCはご自由にできるわけです。
失敗しようがなにしようがかまいません。
カラオケで相槌をうつようにやればそれなりの形はできます。
気軽に機会を設ける方法でした。
練習しよう!
踊りに関わらずMCも練習はいります。けれども、別にチーム練習のときにやらなくてもいいです。
通学や通勤途中、バイトの休憩、お風呂の時間といろいろと時間はあります。
曲を聴いて、覚えて、頭の中で自然と流れてくればあとは口ずさんでみましょう。「こういうことが言いたかったのか!」と気づくこともあります。
センスにカンペを貼って……うんぬんの話はよく話題にあがりますが、練習してカチッとハマると楽しいです。
あと、踊り子を最高のポジションで見つつ、まあまあ目立てます。
朗読するより、お立ち台で舞台を彩りましょう。
品性を欠いたセリフでない限り、踊り子との帳尻は合うはずです。
結論「アウトプットの機会を増やす」
とにかく前に出ていきましょう。
コイツなら目立ってもいい、という状況をつくりあげてしまうのです。
良くも悪くも視線を浴びる立ち位置です。立ち振る舞いひとつでチームの評価があがったり、さがったりします。
看板MCもたくさんいらっしゃいますが、有名チームのMCはこのへんをうまくやれているハズです。
みんな悩んだり、失敗したりしました。
私もMCはじめたての頃は注意をされました。けれども、どんどん前に出ていったことで機械に恵まれました。
初めからうまい人はいません。あとできれば、チームメンバーはMCをほめてあげてください。
おそらくほとんどのチームのMCは褒めて伸びるタイプです。
MCを置かないチームもあります。あるいはセリフを盛り込むことをよしとしない考えもあります。
計算され尽くした口上ではなく、独りよがりのポエムになっていて曲の邪魔をする。ごもっともです。
引き算の重要性は最初から気づきにくいものです。
ルールで決まってもないところなので、自由でいいんじゃないでしょうか。
MCの面白さに気づいて、また違った楽しみ方ができれば幸いです。