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映画のプロデューサーに挑戦中の今のリアル(クランクイン直前)

僕のことを知っている人は僕のことをどういう覚え方をしているだろうか。

・オレンジの人
・子どもプログラミング教室ITeens Lab.のドゥー先生
・ITキッズフェスティバルエクサキッズのプロデューサー、仕掛け人の一人
・ホワイトハッカーを目指そうという勉強会Hackerz Lab.博多の仕掛け人の一人、運営メンバー
・サイバーセキュリティ財団の役員
・シェアハウス天神(リバ邸福岡)の元住人
・天神北シェアハウス、シェアコミュニティQrossの立ち上げメンバーの一人
・イベント成人フェスの立ち上げ人、プロデューサー
・元ロックバンドXanaduのギタリスト
・たまにサイケとか流してるDJ
・イベントフクコンの運営
・イベント明星和楽運営
・イベントこどもばんぱく運営

とまぁ一言で語れる肩書きが無いのが悩みでもあり、自分がどこに行きたいのかは良い意味で分からない人だ。

だいたい
教育・IT・クリエィティブ・プロデュース・ものづくり・イベント・コミュニティ
とかが僕のタグになっている。

何でも楽しい、何でも屋さんだ。
苦手なのは継続や事務的なこと。

0→1 大好き
1→10 けっこう好き
10→100 クソ苦手なんですけどマジで

という特性を持つ。

新しいことをどんどんやりたくて、つい飛びついて周りには迷惑をかけまくっている。

でも幸せなことに僕の周りにはまだ僕のことを慕ってくれる人間はたくさん残っているようだ。ギリギリセーフか?

そんな僕が今何をしているか。

映画を作っている。
映画のプロデューサーだ。

俺は何をやっているんだ!?

誰がそんなの予想したよ?
予定ではITeens Lab.を拡大しつつ、しっかり軌道に乗せ、エクサキッズもさらなる拡大をする。
余裕が少し出来たら事業内容もクリエィティブなどに少し手を広げていこう、と考えていた。


気付いたら映画のプロデューサーとしてフルコミットして死にそうな毎日を今過ごしている。

半年前の僕が今の僕を見たら
「え?何やってんの?」
って言いそうだ。

よくよくプランを立てずに
それ面白そう!
って言い続けてたらこんなことになってた。
なんてことだ。

企画はどんどん走った。

監督は脚本を書き上げ、300人のオーディションをやり、プロデューサーとして役者の前に座った。

新しい挑戦に心が躍る。
映画業界のことをいろんな人にヒアリングしたり本を読んだり普段は見ないような映画を見たりして全体像を把握していく。
役者ってめちゃくちゃ面白いな、映画って超クリエィティブだなと思った。

いろいろ勉強する中でプロデューサーが一番トップであることを知った。(笑)
監督すらも僕の部下らしい。

プロデューサーは弁当の買い出しから資金集めから何から何まで全てやるものらしい。
超大変じゃねぇか…

ここ数ヶ月は製作委員会の運営のやり方やどうやって進めていくか、どういう規模でやっていくか、そしてもちろんどんな作品にしていくか。
芸能業界が絡んで来ることは人生で初めてだったので全然IT業界寄りの僕の常識が通用しない。
「普通はこうやってやるよ」
ということに対してとりあえず乗っかっていきながらも新しい手法を模索していった。

映画のプロデューサーというものを確実に成功させれるような人材は最近ではほとんど居ないらしい。
業界自体が縮小し、新しい一手を打てる人間がなかなか居ないと。

なので今までのやり方を把握しながらもどんどん新しいやり方をやっていこうと思った。
黒船になりたい。

ただ慣れない中で右も左も分からずもがいているのも現状だ。

周りには迷惑をかけまくっている。
正直今の僕のメンタルは割とギリギリのところにある。

でもこれを書こうと思ったのは、この瞬間感じていることはもう一度リアルに体験しようと思ってももう二度と出会えない自分の人生の瞬間だと思ったから。

リアルな空気感を残しておかないともったいないと思った。

たぶんSNSで僕を見ている大多数の人は
「またなんか面白そうなことやってるな〜」
とか
「忙しそうだね〜」
とか
「楽しそう」
とか
「散らかってて意味が分からない」
とかいう風に見ていると思う。


毎日不安に押し潰されそうでここ数日は睡眠もどんどん浅くなっている。

朝起きてスマホを見た時の、スポンサーのお断りの連絡や、僕の指示を待っているスタッフや、新しく出てきたタスクが不安でドキドキしながら眼を覚ます。

連絡を全て見たくないと思うことがほとんどだ。

夜は夜で寝てしまうと日付が進んでしまうのが怖い。
様々な問題が一歩一歩カウントダウンしながら僕に近付いてくる。

理想としているよりも良い明日はなかなか来ることは無い。
だいたい期待の少し下だ。

ここ数年で分かってきたことは僕はストレスとなること自体が普段は少なめなだけでストレス自体には強くないということだ。
みんな凄いプレッシャーの中生きているんだなと感心する。

攻めている時は楽しいけど防御はめちゃくちゃ弱いのだ。

チャレンジをしている人間なら分かると思うが、しんどい時、精神的に疲れている時は飲みに行ったって、デートしたって、一日中ゴロゴロしたって、少し贅沢をしたって、大して楽になりやしない。

壁の前で罪悪感に打ちのめされるだけだ。時には状態が悪化する。

楽になりたければ壁を一つずつ越えるしかない。

満たされるのは物事が上手く前に進んだ時だけだ。
その瞬間の光明のみが心を満たしてくれる。

でも何個か大きく分かったことがある。

やはりものづくりが好きだ。

クリエィティブなことを考え実践することが好きだ。

新しいことに挑戦する中で今までの経験や得たものと新しいことが繋がる瞬間が好きだ。


やっぱりお金とスキームをはじく人ではないらしい。

アトリエに行き、監督と稽古を一緒にやり、脚本を考え、シーンを作ったり、写真を撮ったり、デザインを作ったりすることには何もストレスが無い。

企業に営業に行き、腹の探り合いをするのは最高にしんどい。

仲間とより良いものを作ろうと考えている時は満たされている。

こっち側の人間か。

9/1からクランクイン。
9月のほとんどの予定は飛ばした。
自分の会社も他のスタッフが頑張って僕の穴を埋めてくれている。

追い詰められている中で、SNSなどを通じてたくさんの人がロケ地を貸してくれたり物を貸してくれたり応援したりしてくれる。

貯金は無いけど財産を貯めてきたんだなと気づける。

お金を持っててビジネスの上手い人間に憧れるけど、俺にしか出来ないことは確実にある。

実際に会った人間だけで構成されたfacebookの3000人以上の繋がり。

テレビ局バイトの経験、バンドマンの経験、PAの経験、デザイナーの経験、教育者の経験、イベントの経験、広報の経験、旅の経験、何でも意外と繋がってくるもんだ。

足りないものはたくさんあるけど俺にしか無いものもたくさんある。

クランクインから1ヶ月は撮影で駆け抜ける。
どこまで駆け抜けれるんだろう。

1ヶ月後に笑えるんだろうか、
1年後に笑えるんだろうか、
10年後に笑えるんだろうか、

人生が本当に予想がつかなくなってきた。

来月で29歳。
一度オファーが来たけど出れなかったNHKのU-29の年齢をもう越えてしまいそうだ。

20代のうちにこんなに大きな勝負を仕掛けれることがラッキーだ、と僕の鷹の目は言っている。
僕の目はそんなに余裕は無いけど(笑)

やれる限りやってきます。
ここで死んだら骨を拾ってほしい(笑)

割と福岡の中でちょっとした有名人、ちょっとした成功者、くらいの見方をされることもある僕のリアルはこんなもんです。

いつ潰れるかも分からないし、計算通り人生なんか進んでない。

僕のチャレンジを少しでも応援してくれる方はぜひぜひ応援お願いします。

既に応援してくれている方、なかなかお返し出来なくてすいません。

僕が勝てば、僕を応援した人たちもみんな勝ちです。

萱野映画サロン produced by オレンジの人
https://camp-fire.jp/projects/view/90547

映画をどうやって人に届けるか、を考えた時にいくらこの映画って面白いよ!って広告でゴリ押ししても人は動かないと思った。
時代は作り手になることだ。
映画を視聴者として楽しんだことがある人はほとんどだが中身や裏側、そしてディティールまで楽しみ尽くせている人はほとんど居ない。
大量生産される作品では無く、楽しみ方の質を上げよう。
映画をジブンゴト化して楽しめるように、映画のオンラインサロンを作ってみたのでぜひチェックしてほしい。
これは完全に日本初の試みだと思う。

オンラインサロンの売り上げは映画の製作費に当てられるので支援も出来る。
一緒に盛り上げて欲しい。

オンラインサロンってめんどくさいな、って方はこちらから
Polca

https://polca.jp/projects/3wZnd6CqoIz支援してくれた方には脚本を数十ページ分送ります。

これ、事務所とか委員会に許可取ってないのでもしかしたら怒られるかもしれませんが、僕のやりたいようにやります。
怒られたらその時(笑)

映画「電気海月のインシデント」
https://jellyfish-movie.jp/(HPは完成間近のものです。)

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