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「インナーチャイルドの癒し」

2022年6月11日
母親と電話で話した後、もやもやした気持ちが
消えない。
今まで何度かインナーチャイルドの癒しのために
退行催眠とか、セラピーを受けてきたのに、
まだ、足りないのか?と憂鬱になる。
そんな私への神様からのお言葉です。
今回は、私あてのメッセージ色が強いので、
皆さんに当てはまるか、分かりませんが、
インナーチャイルドについて悩んでいる方は、
多いと思うので、読んで頂ければ幸いです。

あなたの中に、まだ癒されていない傷がある。
それはあなたと親との間に出来たものだ。
前にも言った様に、魂とあなたの意識(自我)
は別のものである。
魂は愛を知っているが、自我はあなたの誕生と
共に生まれ、ゼロからスタートする。
あなたが始めに受け取るのは良くも悪くも、
親という存在からの愛である。
良くも悪くもと言ったのは、
それが愛とは思えない行為であっても愛である、
と知って欲しいからだ。
あなたの中で抵抗があるのは分かっている。
受け入れ難い話なのも、分かっている。
自分を傷つけた行為が愛だとは思えないだろう。
では、愛でなければ、何であったと思うのか?
あなたの親は何を思い、あなたを傷つけたのか?
憎しみであるか、恨みであるか、怒りであるか、
何かの報復であるか?
その様な明確な悪意が、あなたへ向けられていたと思うのか?
もし始めから、その様な悪意があったとしたら、
あなたは生まれることすら、叶わなかったのではないか?
生まれたとしても、一日たりとも、
生き延びることは出来なかったはずだ。
彼らの中に明確な悪意はなかった、
受け入れ難くとも、一度そう思ってくれないか。
これはあなたの自身のためである。
本当は、あなたはとうに分かっていることではないか?
自分の事としては、分かっているが、
他の人々の身に起きた、悲惨な事件、
幼い子供達が犠牲になる現実を見聞きしているからこそ、受け入れられないのだろう。
だが今は、あなたの身に起きた事だけに集中しなさい。
今は、あなたに話しているのだ。
あなたの抵抗は、あなたの心の傷が引き起こしている。
まだ許したくないと、抗っているのだ。
あなたに準備が出来ていないのなら、
ここで終わりにしても良いのだ。
あなたが癒しを望むのなら、抵抗する心を静めなさい。
あなたは子供でありながらも、冷静に相手を見てきたではないか。
彼らの苦しみ、悲しみ、怒り、嘆き、
それらが分かっていたではないか。
子供でありながら、あなたは親のように、
彼らを見守ってきたのだ。
自ら傷つきながら、それでも
彼らの痛みを感じ取り、その痛みに同情し、
彼らの痛みまで取り込み、抱えてきたのだ。
あなたはもう、手放して良いのだ。
あなた自身が負った傷と、彼らの負った傷、
どちらも手放しなさい。
あなたが代わりに負うものではないのだ。
あなたが抵抗しているのは、恨みからではない。
手放すことで、彼らの痛みを肩代わり出来なくなる事を怖れているのだ。
あなたにとって、彼らの代わりに痛みを負う方が
気が楽なのだ。
あなたの抵抗は、彼らを傷つけることへの抵抗なのだ。
あなたの中で矛盾した思いが対立している。
「私は悪くない、あなた達が悪いのだ!」
という怒りと、
「あなたたちが苦しむぐらいなら、
私が悪者でかまわない。」という愛である。
その二つの思いが常に戦っているのだ。
それがあなたの心を消耗させているのだ。
許しとは、その二つの思いを認め、許すことなのだ。
あなたのインナーチャイルドは、あなた自身と
あなたの両親を守ってきたのだ。
子供のあなたにとって、どれほど重荷であったか
想像してほしい。
この先もまだ重荷を背負わせるのか、
考えてほしい。
もうここで、荷を降ろさせてやりなさい。
あなたはこれ以上、あなたの怒りと親への愛の間に立ち、苦悩する必要はないのだ。
傷ついて悲しむ自分、親を憎んで恨んでいる自分を十分に感じ取りなさい。
それでも親を傷つけることを怖れる自分を十分に感じ取りなさい。
そして、インナーチャイルドに声をかけなさい。
「あなたの痛みを無視しない」と、そして、
「あなたが嫌なら親を傷つけたりしない」と。
そう約束し、その約束を守りなさい。
そうやって寄り添って、言葉をかけ続けなさい。
インナーチャイルドの傷を癒すのは、難しいと人は言うだろうが、その痛みの本質を知れば、
その傷の癒し方がわかるだろう。
時間はかかるとしても、傷は癒えていくものだ。
そして、そこには許しが不可欠なのだ。
それは傷つけた相手への許しではなく、
あなたの心への許しなのだ。
あなたの中のどんな思いも、感情も、許していくことだ。
許す事で、感情は自然と流れに任せ消えていくのだ。
許せないと、感情はその手に掴まれたまま、
固着してしまうのだ。
固着した感情が、流れを止め、
あなたの心を濁らせ、腐らせていくのだ。
あなたがその手を開いて、
凝り固まった感情を流していけば、
インナーチャイルドの重荷が外れ、
軽く自由になっていくだろう。
そうやって、感情が自由に流れれば、
あなたの心も和らいでいくのだ。
それが、自然な癒しとなるのだ。

インナーチャイルドが本来の自由さと、
軽やかさを取り戻すことで、
あなた自身も変化していくのだ。
それは、あなたの中の想像力と、
創造力が繋がり、あなたを変化させるのだ。
それはあなたの内なる神と、あなたの自我、
そしてインナーチャイルドが共に繋がり、
あなたの現実を共同創造していくのだ。
望む現実を創り上げるには、願うだけでは足りないのだ。
自らの中に神が存在すると知ること、
自我が全てではないと知ること、
自我が内在する神の代わりに
この世界を体験していると理解すること、
愛と喜びと成長が目的であると知ること、
インナーチャイルドを自由にし、
自由な発想、自由な感情を許すこと、
内在神と、自我、インナーチャイルドを統合し、自身が自分の世界を創り上げると決意すること、それが、現実創造の基礎となるのだ。

あなたは今、この基礎を作り上げる時なのだ。
あなたに語りかけているのは、これを他の人々にも伝えて欲しいからだ。
今、様々な人々が、様々な方法で、
人々に語りかけているのだ。
それは、道は一つと、決まってはいないからだ。
辿り着く先は一つであっても、
道は無数にあって良いのだ。
辿り着く先さえ合っているならば、
ルートが違うからといって、それは何の問題にもならないのだ。
人は、そのルートの違いから争いを起こしてきたが、それは無意味な事であり、
神はそれを望みはしない。
その争いを望むのは、何であるか、
神ではなく、悪である。
悪と言ったのは、悪魔と言う意味ではない。
それは、人の心に巣くう悪だからだ。
人は悪魔のせいにしたがるが、
全て、人の心から発するものであり、
それを悪魔のせいにしている限りは、
人はその悪に打ち勝つことが出来ないのだ。
自分の中の悪に、打ち勝ちなさい。
悪魔という幻しを言い訳にしてはならない。
それは確かに人の心に存在し続ける、
悪の種なのだ。
それに水を与え育てたのは、その人自身なのだ。
その悪の芽を摘むのも、その人自身であるのだ。
何故悪魔というものが生まれたのか、
それは人々が自らの中から、悪が生まれたと信じたくないからだ。
自分の中から出た、おぞましい悪意が、
自分のものとは思いたくない、思われたくない、
その思いが、悪魔という存在を作り上げたのだ。
悪についての話は、今はここまでにしておこう。


お言葉はまだ続くのですが、やはり長くなるので、ここで一度終わりにして、また次回、
続きを書きます。
また読んで頂ければ幸いです。







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