「先生さようなら」 第3話-1
第三話、視聴しました。
原作を読んでいないで、ドラマだけで考察しております。
今回は由美子先生の心の動きで考えていこうと思います
冒頭
冒頭から田邑くんの告白に対して由美子先生は大拒絶。
二話では、どうしようどうしようとだけ
思っていた由美子先生
まさかほんとに告白が来ると思ってなかった。
直球が来て衝撃で返す言葉が見つからない。
(表情見せてくれない演出がにくいですね)
「すぐ帰りなさい」と言う自分の立場からの発言だけど。
田邑くんの顔も見れないし、どういう態度が良いのかもわかってない感じがすごく出ていた
次の階段シーン
授業後のクラスメイトに、田邑くんのはぐらかすような
「俺は楽の道をかぎ分けるのは天才的」という言葉に、
由美子先生は「本当のことを言わないところ良くないです」言ってみたけど。
田邑くんの「誰が言ってんの?本当の自分を出すのは楽じゃないって言ったの?先生じゃん」と言う返り討ちにあう。
人間関係は鏡の法則があると言うけど、本当にそうだね。
田邑くんと話した後で、階段をかけ上っていき、
人混みで涙ぐむ由美子先生。
多分、由美子先生の心の中で
しっかりと田邑くんの存在があって、
それをどういう言葉で表したらいいのかがわからない状態だから、涙ぐんだのだろうなぁ
現代文の補講のシーン
「私は、先生と生徒とかではなくて、人と人として関わりたい。立場とかで、境界線を引かずに、ちゃんと1人の人間として見ているし思っています」
「人と人として、夢を持ってる人を応援したい」と言う自分の本当の気持ちを話す由美子先生。
このセリフが今の由美子先生の言える精一杯のことだと、
すごく伝わってくるし、そのきっぱりとした態度に田邑くんも思わずそうきたか~いう感じが見受けられた
その後、階段のシーン
由美子先生
「私の気持ちは伝えました。今度は田邑くんの番です。」
田邑くん
「俺はいいんだって。本当の俺は先生が知ってる。
それでいい。」
このセリフのやりとりが、お互いの想いの交感というか...
「本当の自分は恋する相手が知っていればいい」と言うのは、
恋愛の究極の形な気がして、毎回きゅっとしてしまってます
で、階段登っていって、田邑くんと先生が横並びになる
田邑くん
「俺、教師になってみたい。教師になって生徒としゃべるのがどんな感じなのか?
先生の感じていることを俺も感じてみたい」
田邑くんを見る由美子先生。
でも驚きと喜びを噛み締めている感じがあって、ここも毎回きゅんです
一緒に階段に登っていく
ただ、それだけなんだけど、そこに心の通い合いというか、田邑くんが言う心に触れられた瞬間じゃないかなぁと。
でも、モノローグでは
「先生の心はあと少しのところで手が届かない」と言っていて
田邑くんからしたら、由美子先生の心を手に入れられてない感覚があるんだなぁと
はっきりとした答えという確証が欲しいんだよね、田邑くん。
2回目にも書いたけど、
田邑先生が由美子先生のような服装をしている。
美術部情報でメガネが伊達メガネと言ってて。
やっぱりそうなんだなぁと。
さっきのセリフにもあったように、
由美子先生のような身なりで
「先生の感じてることを俺も感じてみたい。」
それを実行してるんだなぁと
そこまでの由美子先生への深い思慕があるんだね…
スケッチブックにある由美子先生の満面の笑顔。
この笑顔に行くまでがどのように進むのか、楽しみです。