感覚的な物。
少し前、会社の人と雑談をしていて、テレビで「村全体がホテル」っていうのを見ましたよ、と話しをした。
とても分かりづらいと思うが、過疎が進んでいる村、空き家ばかりで困っていたところ、その空き家を改修してホテルとして提供するという事を、どこかの会社が事業として展開したらしい。
そして、ムラビトをホテルの従業員として雇ったのだ。村の観光ガイドさん、バスの運転手、そしてただのムラビトとして。ムラビトは、宿泊客が訪ねて来た際に、いろいろなお話をしつつお茶を出してくれたりする、ごく平凡なこの村そのものを体験する事ができるいわゆる「駒」なのだろう。
へー、面白いねー、って話をして、そして民泊に話が及ぶ。
あの民泊だっていろいろなスタイルがあって、農業体験って言いつつ泊っている人に稲刈りや草刈りをさせて、実際やった人は「いやー、疲れましたけど、楽しかった♪」とかって終わるけど、田舎の人からしたらあれはお金を払ってやってもらうべき内容、つまり仕事なのだが、仕事を仕事と思わない人がやるとアトラクションになるんだよね。
その考え方の差で感じ方が違うっていうの、ちょっと面白いな、と思ったりする。だから、仕事を辛いと思ってやっていたら毎日が面白くないけれど、それをアトラクションだと考えれば、毎日がハッピーなのだ。「よし、今日もテーマパークに行くぞ!」みたいな・・・ネ・・・ならん、ならん。笑