TikTokライブをちょっとだけ見て思ったこと。
Pocochaの推しやお邪魔していた人たちが、なぜか同じタイミングで辞めたり、配信しなくなったりしてしまったので、作業BGM代わりにTikTokを見始めたんですね。
元々、知っているライバーがTikTokに移行したとかではなく、普通に配信自体を辞めてしまったので、軽い気持ちで色々な配信を見て回りました。
それこそ、芸能人とか、元芸能人とか、ユーチューバーとか、ブレイキングダウンの人たちとかも見ましたし、Pocochaと同時配信や、元Pocochaの人たちの配信も見ました。
これまでの僕のTikTokライブのリスナー遍歴は、推しの同時配信にお邪魔をして、宝箱おいてって言われたから、1500円くらい課金して宝箱を何回か置いたのみです。
つまり、TikTokライブ用語なんて全くわからないし、なんなら推しも全くわかっていない状態です。(薔薇とハートミーの違いがわからないレベル)
そんな僕がTikTokライブ100人くらいを見て思ったこと。(課金は8000円程度)
一言で言うと、
初心者リスナーに優しくない
です。
これは、TikTokのコインが高すぎて、お財布に優しくないという話ではなくて、初心者が遊び方を理解できるような説明ができるライバーがほとんどいないということです。
Pocochaって、ご新規配信とかおしのび配信で、みんな初見の初心者向けに遊び方を説明できるじゃないですか。
「Pococha講座」とか言って、講座ライブをやったり、フリップを用意して説明している人までいます。
それが、TikTokライブは皆無なんですよね。
100人以上の配信を見ましたが、ちゃんと説明できるようなツールを用意している人は0でした。
Pocochaみたいに、
・ボックスの開け方
・アイテムの投げ方
・拍手回収のやり方
・コアの取り方
・エールの上げ方
など、順を追って説明する文化がありません。
薔薇とハートミーの説明も、みんなリスナー舐めてんのかって思うくらい雑すぎます。
なんなら、逆に1ヶ月とか配信しているライバーが、用語をちゃんと理解できていないというのもザラにありました。
僕も学ぶ気持ちを持って2週間くらい見ているのに、いまだにわからない用語がたくさんありますもん。
おそらくですが、TikTokってPocochaほど「ライブ配信を見よう!」と思って、配信を見始めるリスナーがほとんどいなくて、ライバー側が説明しようとしても、ノーリアクションの人が多いから、説明する文化が無いんでしょうね。
ライバー側も、説明する機会があるから覚える(会社で言うところの後輩に教えるから覚える)みたいなところがあると思うので、ライバー側のクオリティも上がらないのでしょう。
正直、僕的にはこの文化は良くないと思っていて、リスナーって客なんですよね。
客にルールを伝えるのはサービス提供側の役目で、客が自分で調べるべきではないと思っています。
それが通るのはラーメン二郎のようなブランディングされたお店だけで、ラーメン二郎のような接客をブランドになれていない人がやるとお客さんが離れるわけじゃないですか。
行きつく先は過疎枠だと思うので、みんなもっと初心者リスナーに優しくなればいいのになとは思います。
まーぶっちゃけ配信をやっている大半が、お金目的ではなく、自分のアウトプットとか暇つぶしでやっているだけだと思うので、僕のこの感覚はマイノリティなのかなとも思います。
あと、PocochaとTikTokを比較したときのライバーの感覚がおかしい(リスナー目線が無い)なと思うところがあったので、そこだけ伝えておきますね。
リスナーが同じ81,500円を払ったとして、
Pococha:100,000コイン
TikTok:45,278コイン
買えます。
で、これらを全て投げてもらったとして、ライバーの収入は、
Pococha:25,000円(25% ※20~30%くらいと聞いています)
TikTok:22,639円(50%※100%に近いと言っているライバーもいたのでな人によって違うのかな…)
になります。
つまり、リスナーが同じ金額を投げた時にライバーに入ってくる投げ銭の金額は、PocochaもTikTokも変わりません。
単純に投げ銭額の50%を貰えるからTikTokのほうが稼げると思っているライバーが多いように感じられますが、考えるべきはそこではなく、リスナーが使った金額に対してライバーが貰える金額で考えるべきです。
Pocochaはここからさらに時給がもらえますからね。
S1で時給3000円で、76時間配信したら約20万円貰えます。
さらに、PocochaはTikTokよりもランクを保たなければいけない理由が明確にあるので、リスナーも配信を見に行く理由や投げる理由があります。
もちろん、TikTokには人がたくさんいるので、それに比例して爆投げの数もPocochaよりたくさんいるのは間違いないでしょう。
でも、ライバーのタイプとか関係なく、プラットフォームを平均して見たときにどちらが稼ぎやすい仕組みかと言ったら、比較するまでもなくPocochaかなと思います。
ただ、各々向ているライバーのタイプがあるのかなとも思うので、一概にPocochaのほうがオススメかと言ったらそうでもないです。
TikTokライブは、とにかく初見がたくさん入ってくるので、初見に好かれるようなタイプのライバーならTikTokのほうが向いているかもしれません。
具体的には、Pococha各帯の配信時間制限MAXまで配信して、S~A帯でコア200人以上とか、B~C帯でコア100人以上とかの人たち。(コア人数は配信時間に比例すると思うので、数での判断というよりは、配信時間に対するコア数で考えたほうがいいとは思います)
コア数が多いということは、初見を捕まえて投げさせる力があるということだと思うので、初見が多いTikTokライブが向いていると思います。
逆に、コアの人数が多くないけど、一人一人が強いみたいなタイプのライバーは、リスナーと深く付き合えるライバーだと思うので、Pocochaのほうが向いていると思います。
最後に、TikTokライブで稼ぐための現時点での結論をお伝えしておきます。
それは、
バトル大好きキャラになること
です。
それなりに清潔感がある見た目と、コミュニケーションは最低限必要になりますが、それがあった上で、バトルをしまくるというのが、TikTokで稼ぐ最短ルートです。
「バトルばかりやっていたらリスナーが嫌がるんじゃないか」と思ってしまう人は、TikTokで稼ぐのは厳しいでしょう。
僕だったら、月間100バトルに設定して、何勝何敗って毎月ちゃんと結果報告をするくらいのバトル好きキャラでやります。
結局、バトル好きリスナーを捕まえないと話にならないし、バトル好きリスナーが初見で投げてくれるのがTikTokのいいところです。
Pocochaって初見が投げるってあまりないじゃないですか。
それがTikTokではありえるんですよね。
今、この記事を書きながら見ているバトル(ランカー上位同士)でもライオン(リスナーが払うお金は6万円)を投げた初見がいて、ライバーが発狂していましたw
さすがにライオンレベルはミラクルに近いと思いますけど、1000~3000レベルなら初見がガンガン投げているところを見るので、とにかくバトルの数を増やして、初見と出会っていくというのが稼ぐための最短ルートかなと思います。
あと、Pocochaと違ってバトルで負けてもマイナスにならないというのもポイントです。
マイナスにならないということは、バトルの数をやればやるほど積み重なるということです。
Pocochaのメーターは戦って負けたらマイナスになりますからね。
ちなみに、このやり方は超疲弊するやり方なので、よほどメンタルが強くない限り、TikTokライバーとしての寿命は短命になると思います。
でもそれは仕方がないことで、TikTokライブというプラットフォームがそういう仕組みになっているので、2~3年で荒稼ぎして、その資金をもとにやりたいことをやるというのが幸せへの近道なのかなと思います。
最後に補足というか、ちゃんとデータ取っていないので参考程度で理解してほしいんですけど、TikTokライバーで稼いでいる人って、TikTokライバーだけやって有名になった人ってほとんどいない気がしていて、ティックトッカーとして有名か、TikTok以外のプラットフォームで有名な人がほとんどだと思います。
ということは、バトルを重ねつつ、TikTokの投稿でファンを増やすというのが、TikTokで安定して稼ぐ最短ルートな気がしています。
みんな中国ダンスをやりましょうw