コアを取らないグレーの状態で雑談している人が多すぎる場合の対処法
コアを取らないグレーの状態で雑談している人が多すぎる
この記事で書いた「枠を改善していく方法」を細かく説明していきます。
まずは、コアを取らないグレーの状態で雑談している人が多すぎるという問題について。
E帯やD帯にありがちな光景で、C帯やB帯に上がっていくにつれて見なくなってきますね。
S帯でグレーの状態で1ヵ月通い続けている人はほとんどいないので、S帯に上がるにはグレーの状態の人をいなくする必要があります。
で、その対策のお話をする前に覚えておいてほしい心理学用語があります。
それは「同調行動」です。(行動経済学では「ハーディング現象」とも呼ばれます)
同調行動とは、周囲の意見や行動に合わせて同じような言動をすることを指す心理学用語で、たとえ自分の意見や考え、好みが違っていたとしても、周りに合わせてしまうという心理現象です。
同調行動は、意識的に行うことも無意識のうちにやってしまうこともあります。
自分事で考えても思い当たる節があると思いますが、例えばオムライスが食べたくて洋食屋さんに入ったのに、周りの客全員がハヤシライスを食べていたら、自分もハヤシライスを食べてしまうみたいな感じ。
優柔不断で1番人気のメニューを頼んでしまうのも、同調行動だったりします。
同調行動にはメリットとデメリットがあります。
メリット1:人間関係がうまくいきやすい
メリット2:安心感がある
メリット3:楽ができる
デメリット1:個性が発揮されにくくなる
デメリット2:窮屈になる
デメリット3:まちがったことをしてしまう恐れがある
特に説明しなくても、それぞれの意味合いは伝わると思いますが、ライブ配信における1番のデメリットは、
窮屈になる
ということです。
これをポコチャ風に翻訳すると、
コアを取らないグレーの状態の人を野放しにしておくと、投げて楽しみたい人が居心地悪くなっていなくなる
ということです。
なので、上に行きたければ、投げない人が楽しめない枠にしなければいけません。(上に行きたいわけではないなら自由にしてもらってOKです)
以上が前提知識で、ここから先は投げない人の排除方法です。
これは簡単で、
投げてくれとお願いすること
です。
ポコチャなら、3回以上枠に来ている人は、あなたとの時間を楽しんでいるはずなので、コアを取ってもらうようにお願いしましょう。
お願いするだけでOKです。
お願いして取ってもらえなかったとして、また遊びに来たら、またお願いしましょう。
繰り返しお願いしていたら、いずれ来なくなります。
向こうからしたら、毎回押し売りされるみたいなものですからね。
昔ながらのエステサロンが典型的ですが、行く度に化粧品をオススメされたら行きたくなくなるじゃないですか。
その状態に持っていけばOKです。
やること自体はシンプルなので難しくはないと思いますが、投げるようにお願いできないからその状態になってしまっていると思うので、そこはハードルが高いのかなと思います。
とはいえ、投げない人を排除するにはこの方法しかないと思うので、頑張って促すようにしてください。