引っ越しの記憶②
前回はこちら↓
引っ越しの前日。
朝ごはんを素早く食べて荷づくりを再開した私。(ちなみにメニューはコーヒーとお饅頭。)
夫は仕事へ。
今回、荷づくりをするために引っ越し屋さんからもらったダンボールは40個。(少ない方?)
この家では夫婦二人で10年暮らしてきて、買い足した家電や家具はほとんどなく、趣味の物などもそんなにたくさんはないので、
(ダンボール、たぶん余るんちゃうかなぁー?)
と思っていました。
ところが細かいものは結構あって、荷物をダンボールに詰め出すと意外にも一箱がすぐいっぱいに。荷物を入れたダンボールはどんどん積み上がっていきました。
荷づくりで時間がかかったのは
食器。
食器もたくさんは持っていないのですが割れると困るので、新聞紙や半紙に一つ一つ包みながらダンボールに詰めるのは時間がかかりました。
そして食器ってやっぱり重い!
一箱には少なめに詰めたつもりでも、持ってみると結構重くて。落とすと大変なので中身を減らしてたり、中でグラついているのに気づいて詰め直したりと、思っていたよりも手間がかかりました。
あと、年末の大掃除でかなり整理したつもりだったのですが、クローゼットの奥などから要らないものがどんどん出てきて。それらを粗大ゴミや資源ゴミに分けながらの荷づくりはちょっと大変でした。
そして夜になり、ある出来事が起きます。
この日の夜にはかなり疲れていた私。でも、まだ服や帽子など洋服関係の荷物で箱詰めしなければいけない物があります。
この時すでに疲れて荷づくりが面倒になっていた私は、夫から
「ハンガーがけのタンスの服は出さなくていいらしい。」
と聞いていたことを思い出しました。
夫が引っ越し屋さんからそのように聞いていたようです。(ちなみに引っ越し屋さんのとのやりとりは時間の都合上、全て夫が対応してくれました。)
そこで私は、
ダンボール詰めしなければいけない洋服関係の荷物を、ハンガーがけタンスの底に入れて運び出してもらおうと考えたんです。
で、タンスに入れ終わった後、夫にこのことを言うと、
「ハンガーにかけてる服出さなくていいけど当日、引っ越し屋さんがケース持ってくるから、当日に出してそこへ入れやなあかんよ。」
(↑夫は引っ越し屋さんからこのように聞いていた。)
へっ?
だっ、だって出さんでいいって、そのまま持っていってくれるんじゃないの・・・?
「前もって出さんでいいってこと。」
でも当日は空にしないといけないということ。
ということは、底のハンガーがけの服以外の荷物はやっぱり箱詰めしないといけない。
ガーン。笑。
夫は当日までハンガーがけの服は出さなくていい、というつもりで私に言った。
私はハンガーがけの服は出さなくても、タンスに入れたまま運んでくれると思い込んでいた。なのでその中に入っている荷物は全てタンスごと運んでくれると思っていた。
↑なんと都合のいい解釈をすることか。笑。
私も夫も連日の引っ越し準備でだいぶ疲れていたため、お互い話す内容の確認をしっかりしない日が続いていたので、こんな意味の行き違いが生じてしまいました。
このあとはなんとも重い空気がしばらく流れたのですが、お互い
「引っ越し前で忙しいからしゃーない!」
と言い、その後は大慌てでタンスの底に入れた荷物を引っ張りだし、ダンボールに詰めたのでした。
そして、数時間後。
引っ越し当日の朝を迎えます。
続きます。
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