判断の材料の一つに
今週、外で
「割に合わない」
という言葉を2回聞きました。
それぞれ別の人が言っていたのですが、どちらも自分の仕事に対して言われたようでした。
仕事に対する「割に合わない」。
いろいろな「割に合わない」があると思います。
業務量に対してもらうお給料のバランスだったり、自分の仕事に対する熱意と周りの環境のギャップだったり、仕事の疲れを自宅で癒すには時間が足りなかったり。さまざまな「割に合わない」があると思います。
最初は思わなくても業務が増えたり、業務内容が変更したり、異動があったりなどで、仕事を始めてしばらくしてから「割に合わない」と思う時もあるかと。
自分はどうだったかと振り返ってみると、仕事をしていて「割に合わない」と思ったことは・・・
あります。
以前勤めていた職場で、いろいろなことが積み重なりしんどくなってきた私は、それなりに自分の中で折り合いをつけて仕事を続けていました。
でも、しばらくして
(もうっ!しんどいっ!)
と思い、退職することに。
退職を職場に伝えた時はざっくりと「業務を続けるのがしんどい」ということしか言わなかったんです。
退職日も決まり引き継ぎなどをしていたある日、仕事のしんどさの理由をよく理解してくれていた夫が、
「ほんまにしんどかった理由を言わず辞めてほんまにええの?辛い思いをしてきたのに、上の人たちに伝えないままでいいん?ちゃんとな、辞めるにしても自分がしんどかった理由、言いなよ。」
言ってくれたんですね。
退職するし、言ったところで改善はしないだろうと思っていた私でしたが、夫に言ってもらったことで、それもそうかな・・・と思い今までのことやそれに対しての思いなどを上司に伝えました。最後にはボロボロ泣きながら。
で、言ってみてわかったことがあります。それは、
まわりの人はまわりのことを案外見ていない
ということ。
正直、上司は職場の様子に問題があることを気づいていると思っていたのですが、少しの違和感に気がついていただけで、大きな問題だと思っていなかったようです。
あと、自分の気持ちや考えも言葉にして伝えないと、相手はわからないんですよね。
私の退職後、風のうわさで職場の環境に変化があったことを知りました。
「割に合わない」と思った時、じゃあどうするかを判断するのは、自分の今までの経験や知識やその仕事に対しての熱意、そして自分の体調と気持ち。
そう、判断するのは自分です。判断は人によって様々だと思います。
状況によって難しい場合もあるかと思いますが、判断の材料として、職場に自分の気持ちを聞いてもらう、というのも一つかな?と、昔のことを思い出しながらぼんやりと考えた今週の私です。
今週はとーっても寒かったですね。みなさん風邪など引いてませんか?
まだ寒い日が続きます。どうぞ暖かくしてお過ごしくださいね。