引っ越しの記憶・ 番外編③
1月に引っ越しをしたキミドリ家。今回は引っ越しの記憶の番外編、3つ目の引っ越しでちょっと嬉しかったことを書きます。
前回はこちら↓
引っ越しの記憶はこちらです。↓
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・1枚の証明書
引っ越しに向けて荷物を整理していた時のこと。クローゼットの中に様々な書類をまとめて置いてあったのですが、その中から
婚姻届の受理証明書
が出てきました。
私と夫が結婚したのは平成21年11月。2009年のこと。10年以上前です。
結婚後、私は夫の名字を名乗る予定で、夫婦で住む場所もお互い実家を出て、アパートに住むことになっていました。
当時、私は働いていた職場を結婚後も続ける予定だったので、職場に名前や住所などの変更手続きが必要だったんです。
私たちが結婚式を挙げたのは日曜日で、すべて終わってから夫婦で市役所に婚姻届を提出しました。住民票などの変更届は日曜日だったので、翌日、休暇をもらっていた月曜日に済ませたと思います。
この時に、職場への変更手続きは職場が用意してくれた書類に記入するだけで良かったと思うのですが、もし結婚したことを証明する物を職場に提出しなければいけない、となった時のために婚姻届の受理証明書をもらったんだと思います。
受理証明書をもらったことは覚えていたのですが、今回久しぶりに見て
〝お父さんの名前が載ってる書類ってすごいなぁ〟
と思ったんです。
私の父はすでに旅立っており、もう30年以上になります。
婚姻届の受理証明書の夫の欄には、婚姻届を出す前の夫の本籍地と世帯主の名前、そして私の欄には婚姻届を出す前の私の本籍地と世帯主の記載があります。
私の世帯主の欄には父の名前がありました。
父の名前の郵便物が届くことも、父の名前が載った書類を見ることも、もうずいぶん無かった私。
父の名前を見た時、こういう父の名前が入った書類ってもうなかなか無いし、すごく貴重だなぁって思ったんですよね。
当時も同じように思ったかもしれないのですが、そこから時間が経って改めてしみじみ思いました。
旅立ってからもちゃんと、父の存在は残っていて父はそばにいてくれる、そしてこの証明書で夫と夫のお父さん、私と私の父が顔を合わせて繋がりが出来た。
婚姻届の受理証明書を見ながらそんな気持ちになり、嬉しくなったのでした。
※ ※ ※
さて、番外編は今回で最終回。そして引っ越しの記憶シリーズも今回で最終回です。
引っ越ししてから1ヶ月以上が過ぎました。
最初はなんだか、自分の家、という気がしなくて慣れない感じでしたが今はすっかり馴染んできました。
新しい家での生活は今までとルーティンが変わったりしているのですが(掃除など)、またそのこともぼちぼちと書いていこうと思います。
ここまで読んでくださりありがとうございます!
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