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自分とみんなと向き合った8か月

「卒業」もう使わないかなと思ってた言葉。
社会人になってコミュニティに入って卒業するなんて1年前には思ってもみなかったけれど、たくさんの経験を得ることができたPOOLO LIFEの総括としてnoteに残そうと思う!!


何のためにPOOLOに??

 POOLOに入る直前は人生で一番悩んでいる時期で、まさに迷走中という感じ。人生このままでいいのかと思い悩み、何か行動を起こさなきゃと焦るばかり。特に仕事に対しての悩みは大きく、転職サイトを見ていると年収と勤務地、ネームバリューしか見ていない自分に気づき絶望(笑)。人生トータルで見ると結構楽しくは過ごしていたけれど、自分の確固たる軸がなく強風が吹けば簡単に流され、吹き飛ばされるような状態だった。だから自分のやりたいことって何?自分が大切にしたいことは何?簡単そうなこの質問に答えることさえできなかった。そんな時にnoteで読んだPOOLOの記事。たったこれだけのきっかけで今があると思うと人生ってつくづくタイミングだなと思う。この8か月で変われたこと、出来事を書いていこうと思う!

POOLOで得たもの

自分の良さを知ることができた

 日常生活や社会人として働いていると、どうしてもできないことに目が行ってしまう。気づけば短所をどうにかしたいと考える時間が増えていった。好きなことを精一杯するではなく、嫌いなことをいかに避けるかという思考になっていたかもしれない。
 でも、POOLOには圧倒的な心理的安全性と、個性を受け入れてくれる環境と仲間がそろっていて、みんなと話す度、講義を受ける度に自分の良さや相手の良さについて考えるようになった。年齢は違えど、参加者全員がフラットな関係性という久々な状況であることも大きかった。毎週実施していたチームミーティングでも出した意見に対してそれいいねと言ってくれるメンバーがいて、自信をつけてくれる。でもなれ合いじゃなくて、ほんとにそれでよいか自分たちで深堀りすることができるそんな環境。とても小さな成功体験を積み重ね、少しづつ自信をつけて自分の考えを言葉にすることができる。このループが繰り返されることが心地よくて、本来持っていたけれどいつの間にかしまっていた自分の良さが顔を出す感覚があった。
 自分は人の意見を引き出したり、意見を出しやすい場にすることが好きで昔は得意だと思っていた。でも、なんかしゃべりすぎてるかなと考えたり不必要に周りを気にすることで良さを消してしまっていた。POOLOではみんながポジティブで協力的な空間だからこそ、何の恐れもなく本来の自分の良さを引き出してくれた。そんな場面がこの8か月で何度もあった。
 もちろん講義などで得るものは数多くあったけれど、一番自分に直接影響を与えてくれたのは受講生のみんなで特にチームのメンバー・コミュマネだった。

思いを行動に移すことができた

 コミュニティの中で行動できたことも自分にはとてもプラスな出来事で、自分に自信をくれた。いつしか、受け身になってしまったり考えを行動に移さないことが増えて自分自身に物足りなさを感じていたから。
 結局動かないと何も変わらない、優しくてノーリスクなこの空間は自分が動き出しやすい環境だった。1on1を誘ってみる、みんなを集めてオンラインの企画をしてみる、自分の経験値を活かして他の人をサポートしてみる、いろんな経験ができた。POOLOに入るまではこんなことをしようと思うこともなかった。学生時代からの友達とはできないような真面目な話をしたり、みんなの面白い経験を聞いてみたり、今では当たり前にさえ感じるこの時間のおかげで、行動する気力が出て来た。
 もちろんやろうと思ったこと全てができたわけじゃないし、心残りもある。楽しいだけで前に進んでる感覚がなくもどかしい時期もあった。でも、みんなとの対話で、できなかった、うまくいかなかった部分さえも受け止めて次に活かせばいいかという考えに気づいた。POOLOに入らなければできなかった経験すらできなかったから。
 みんなが考えたたくさんの企画に乗っかったことも良かったことの一つ。最高に面白いことを経験できた事はもちろん、何かを動かしてわかったことだけれど、参加するってとても企画者を支えている。だから企画をする側にフォーカスされがちだけれど、企画に参加する側がいてこそ成り立つものだなということを強く感じた期間だった。この考えでたくさんの企画に参加したつもり。それが自分の学びやコミュニケーションにもつながったし、何より楽しかった!

POOLOの外にも影響を与えた

 POOLOの中はいわば安心安全。でもその中でできたことはPOOLOの外の世界にも影響を与えていった。

・1人旅で行ったアイスランド
 言ってみればただの一人海外旅行だけれど、人生でやりたいことリストの1番手。海外に一人で行ったことがないから、お金がかかるから、もう少しいいタイミングでなんて理由をつけていつもの自分なら行かなかったかもしれない。
 でもPOOLOの中ではやりたいことに対するアウトプットの機会が多く、自分のやりたいことに向き合う機会が増えた。行ってみたい国をみんなに言う、やりたいことリストをnoteに書いて公開することで自分の内側だけにあったものを外側に吐き出していった。何よりみんながたくさん行動していろんな経験をしている中で、自分はやりたいことに対して迷っていることが馬鹿らしくなって今年行くしかないとアイスランドに行くことを決めた。

・会社生活
 これまでは短所を指摘されるとそこを改善することに躍起になって視野が狭くなり、任された仕事に対してもじぶんごとにできずこなしている感覚があった。今では業務の中でも、気づいた自分の長所を活かす仕事に積極的に飛び込んでみることで、じぶんごとにしていこうともがいている。正直今の仕事が自分に合っているかの答えはまだ出ていないし、悩みがなくなったわけではないけれど、自分の世界を豊かにするにはと考えた経験が活きているし実際に行動につながっている。

たくさんの友達ができた

 これは本当に嬉しかったこと。社会人になってから新しい友達は全然できなかったのに、POOLOの中では自然と距離が縮まっていった。
思ったことを話せる、シンプルに楽しい!そんな時間を共有できる人たちと出会えたことが嬉しかった。
 学校のクラスみたいな感覚で、オンライン上でちょっと集まって話してみたり、一緒に遊びに行ったり、卒業式企画ではみんなで準備して文化祭前みたいやななんて言い合って。やさしさにあふれていて、本当に居心地の良い環境だった。
 みんなの前で特定の人への感謝を述べるのがなんか照れくさくてタコス(ありがとうの気持ち)はほぼ送れていないけど、みんなへのありがとうの気持ちは溢れるほどにたくさんある。本当に8ヶ月間ありがとう。そしてこれからも変わらない関係で繋がり続けたい。

自分の価値観とこれから

これからの過ごし方

 この8ヶ月を経験して自分がこれからどうしていくのか。これが自分なりの次の課題かなと思う。刺激や変化が多かったこの8ヶ月が終わってしまい、無意識に生きていると現状維持が続いていく気がする。だから前進するためには自分に対して
・じぶんごとで生きているか
・それなりの理由をつけてやりたいことを後回しにしていないか
と問いを持ち、考え続けることが大切かなと思っている。幸いにも1on1に付き合ってくれそうなメンバーがたくさんいる環境に身を置くことができたから卒業後も1on1をしたり、テーマを決めて話し合ったりしていきたいな。

人生の軸について

 ブレずに追い続けてきた自分の軸が見つかったかに関しては、はっきり言うとまだ見つかってはいない。その中でも変化はあった。自分の軸は1000ピースのパズルのイメージ。かつての自分は1000個のバラバラのピースが散らばっている状態で何も繋がっていなかった。でも、今たくさんの対話を通してパズルの中の似た景色のピースがつながりはじめている。3〜5ピースくらいの塊がたくさんあって、間を繋ぐピースが見つかれば飛躍的にピースは埋まっていく感覚。それでも多分人生を通して1000ピース(軸)は完成しないと思っていて、完成したと思っても、また悩んでピースを埋めて自分の軸を更新するそんな繰り返しだと思う。でも、それを諦めないで、焦らず、もはや楽しんで自分と向き合い続けていたい。

第4ターム発表スライド

具体的なこと

 具体的なことを話すと、自分のビジョンの中には教育に関わってみたい気持ちがある。それが、先生という形かまた別の形かはわからないけれど。この気持ちは、ずっと蓋をしていた心の奥にあったもので、だいぶ埃をかぶっていたけれど、自分のことを話す中ででみんなに掘り起こしてもらったもの。やっぱり誰かに影響を与えていきたいし、悩んだから・教育以外のことを経験しているからこそ伝えられるものがあると思っている。
平坦ではなさそうだけれど、少しの負荷がある方が頑張れることも自己内省で見つけた。強みの共感性や成長促進を活かして、強み×興味で可能性を広げていくことがこれからの目標。

 最後に、たくさんの経験と出会いをくれたPOOLO。関わってくれたみんな本当にありがとう。8か月前の答え合わせをするなら、今大正解だったと自信をもって言える。


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いとうちゃん
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