シングルマザーRule 3: 浅田飴と通り雨
今日の東京はひんやり曇り空。Stay homeな私たちは早朝の散歩が大好きな日課となりました。静かな街を独占しているよう。閉鎖中の映画館のポスターがとっても魅力的で、シーンとした映画館の暗闇でひたすらに映画の世界に引き込まれる時間。恋しいですね。きっとまたすぐに・・・。
次男君は気管支が弱く、よく咳が出ます。子ども用の甘いのど飴を充てがっていましたが、薬局で浅田飴が目に入り。
『小さい頃、うちの救急箱に入ってたなぁ』と懐かしくなりました。
母はあまりお菓子や甘いものを買わなかったので、浅田飴も私にとっては飴で、特別なキャンディー扱いをしておりました。その反動か、学生時代一人暮らし以降、やたらと甘いもの食べています。
こんなドラマティックな色をしたパッション浅田飴が!知らなかったのは私だけでしょうか?PASSIONという名前がぴったりフィット!
次男君もそのビジュアルに歓喜。味も好みだったようで世代を越えて愛されるって、親にとっても懐かしさ溢れて嬉しいですね。
そんな中、ゴロゴロと雷がなり、雨が通り過ぎていきました。気分は雨モードに切り替えたのにすぐに止んでしまってとっても残念。私にとって雨はひとしきり降り注いでほしいもの。
なんだか好きなおもちゃを急に取り上げられたような気持ちになりました。
そして休校中の子供たちに勉強をさせるのは、なかなか大変。せっかく楽しい時間を過ごしていたのに、『はい、次は漢字と算数ドリルやろう!』とか、それが正解なんですけどね。ちょっと悲しい。
子供って自由で好き放題やらかしてる生きものと思われがちだけど、実際はやることいっぱいで、制限されることもいっぱいあるのよね。
大人の方が好きなこと好きなようにできる自由がある。
浅田飴が幼い私にとって飴だったように、子供達が成長して大人になった時に溢れる懐かしさってなんだろう?自由を手にして好きなものを買って、それでもほっこりするものってなんだろう?
制限された中で手に入れた小さな幸せが、心に残るものなんじゃないかな、なんてちょっぴり感傷的になったのは浅田飴と通り雨のせい。
シングルマザーRule 3: 浅田飴と通り雨