2022年/”ふと思う瞬間”アーカイブ2

<9月>
今朝は一週間ぶりに、近所の公園のラジオ体操とプチ太極拳の集まりに参加した。まだ目覚めきっていない体を動かしながら天を見上げると、太陽のまわりになんと大きな光の輪が見えた。それに見とれながら太極拳の動きを続けていると、その光の輪の外側に対極するように弧を描く虹が…。

何だか、天と地がつながったスペースに身を置いて祝福されたようで、じわじわと歓びに満たされていった。最後に、天に向かって両手を広げ、天の気を丹田に下す形(かた)で終了した時は、まさに天と地を自分の中で結んだ感じになった。天は祝福を送っている、それを喜びと共に受け取り、地に下す人であれ、ということだろうか?

40名ほどの近所の中高年の参加者はだれも光の輪に気付いていなかった。それで、思わずまわりの人たちに、「虹が…」と指をさすと、みんなも天を見上げて笑顔に。

昨今の世界情勢も含め、人類史の中では様々な悲劇や惨事が起きているが、それらを貫いて善なることごとも多々起きている。そして今朝は、人類の意識が、天に見守られながら進化する方向に向かっている、と思える瞬間だった。

そういえば、個々人が「天人地」の光の柱になっていく、今はそのような時だと、一週間程前に尊敬する人生体験豊かな友人が言っていたことを思い出す。

何か特別な使命をもち、それを為すこともひとつかもしれない、でも、今の私にとっては、まずこの「天人地」の意識を自分の中により目覚めさせることが大切なような気がする。

帰宅後、ベランダの窓を開けようとすると、そこに目も覚めるようにカラフルで美しい蝶がひらひらと…、それに続いて、なんとターコイズ色のトンボまで飛んできて、去っていった…。


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