【作詞】Magic
ただいま
家に帰るなり
君は「カバンを置いて」と
満面の笑みで袖引っ張って
リビングに連れていく
この中からカードを
ひとつ選んで覚えて
見えないように束の中に
そっと戻してと
予想通りのタネも
見えてしまう仕掛けも
手間取る表情全てが
愛おしい
何度もきっと
何度もきっと
驚かせようとして
失敗して
成功して
帰りを待っていたのかな
君が当てた
ハートのエース
驚いた振りをして
そんなことより
喜ぶ君が
好きなんだよ
ただいま
家に帰るなり
君はカバンを投げ出して
無表情で「ほっといて」と
部屋にとじこもる
ピエロの赤鼻も
白いハトも
あの時の気持ちさえも
なくしたみたいな表情で
何度もきっと
何度もきっと
喜ばせようとして
悔しくて
悲しくて
涙したのかな
今はそっと
見守っているよ
あの星みたいに
君が好きな
ホットココア
作っておくね
何度もきっと
何度もきっと
喜ばせようとして
失敗して
成功して
準備していたのかな
今じゃもう
分からないタネ
本気で驚いて
誇らしげに
笑う君が
好きなんだよ
そのままの
君がずっと
好きなんだよ
🎩🕊🪄♥️♦️♠️♣️🎩🕊🪄♥️♦️♠️♣️
「好き」で始めた音楽も、
「自分で楽しむ」から、「誰かに届ける」ことで、より向き合えるようになりました。
そうやって見守ってくれている方に、本当に感謝しています。
音楽に限らず、「楽しい」という気持ちは時々忘れてしまいそうになる時もあるけど、ヘタでも純粋に楽しいと感じていた瞬間は忘れずにいたいなと思います。
今回は、かねてから描いてみたいと思っていた「1行で時空を超える歌詞」を意識してみました。
カップルや親子、色んな関係の2人が浮かぶ歌詞だなと思います。
「見守ってくれる人の愛情」みたいなものを届けられたらいいなと思います。
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