記憶

小学2年生の時、私は鹿児島に住んでいました。

父の仕事の関係で、毎年のように引っ越しをしていた幼少期。

4月にクラスのみんなの前で自己紹介をし、迎え入れてもらいました。

私が通っていた鹿児島の小学校には、孔雀がいたり、

購買部という売店があったり、

県版テストというものがあったり、

ポジティブな意味でのカルチャーショックがたくさんあって、

今でも印象に残っていることがたくさんあります。

そんな中、今でも時々思い出すこと。

それは、マラソン大会です。

全校生徒が学年ごとに学校から出て、小学校の近くの道を走るのです。

学校の目の前には急な坂があって、

その坂を登って

最後に駆け下りて学校のグラウンドを一周してゴール。

距離としてはそれほど長くないものの、小学生低学年の私にはそれなりに長い距離に感じていました。

息を切らして最後の坂を下っている時。

女性の方が1人、左手の家から出て拍手をおくってくれたのです。

「あと少しだよ〜!」

「頑張れ〜」

笑顔で贈られた喝采に、感動✨️

顔も名前も知らない方なのに、

逆を言えば顔も名前も知らない私に、

こうして応援してくれていることが嬉しくて、

ちょっとしんどいなと思っていた気持ちもグンと回復して、

ゴールまで駆け抜けられた記憶があります。

その経験が子供ながらに印象に残っていて、今でも時々思い出します。

とある曲を聴いて、改めて子供の頃の記憶が蘇ったのでnoteに書いてみました☺️

さぁ、今日もいってきます!

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