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コットンテール

2024/3/10 @新宿ピカデリーにて

イギリスの湖水地方に自分の遺灰をまいて欲しいという遺言を残して去った妻の願いを叶えるべく日本からイギリスに旅をする夫とその家族を描く作品。

予告でそういうあらすじを知り「うわ・・。えー。。」と思った。

私の父は2019年に他界した。父は、私が子供の頃からずっとイギリスに憧れを持っている人で、なにかとイギリス、イギリスな人でした。
でも生涯、その大好きなイギリスの地を訪れることはなかったのです。飛行機がどうしても嫌いという・・そこなの?という理由。
で、父の遺品を整理している中、やはりイギリス関連の書籍や写真がたくさん出てきまして私は思ったわけです。せめて骨の一粒というのか灰の一粒というのか、とにかくそれを持って私がイギリスに行こうかな、と。
そんなことを思っていた矢先、世界はコロナ禍に突入しまして、海の向こうに、、なんて思いは吹っ飛んでしまい今に至ります。

だからこの映画の予告を見た時に軽い衝撃があったのです。これは観なくては、、と。

リリー・フランキー演じる「夫」が妻の遺言をはたすべくイギリスを訪れる。夫はまぁまぁ厄介な人で、そんな事情もあり息子とその家族とは疎遠なのだけど、その旅をきっかけに再び繋がり、色々ありながらも家族関係を少しづつ立て直していくお話。家族の関係って本当に難しいを実感させられる内容、そしてリリーさんって本当にこういう役がお上手。

わたくしごとに戻しますけど、現在、2024年7月。もはやコロナ禍でもなし。行こうと思えば行けるんだけど、あの件、どうしましょ。

この対談もよかったので載せておこうっと。

記事のトップ画像は、いつだったかイギリス出張した際に、どこかの駅で撮影したもの(確か2010年代)

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