母子家庭で育った私が、シングルマザーに伝えたいこと

「一緒に過ごす時間の長さって、子どもへの愛情と比例すると思う?」

つい先日、シングルマザーで7歳の男の子を育てる友だちから聞かれた。

「全く関係ない。愛情を伝えるのに必要なのは一緒に過ごす時間の長さではないよ」

即座にそう答えた。

アラフォーと呼ばれる年齢になれば、自分自身も、そして周りの友人たちも、それなりに”いろいろあった”人生を生きている。

シングルマザーとして、女手ひとつで子育てをしている友人もいる。

私は、シングルマザーではないけど、父親を知らずに育った。

今の時代ではあまり聞かないけど、いわゆる「母子家庭」で育った。

物心ついた頃には、家の中に”お父さん”という存在はなく、”お母さん”と”弟”が、私の家族だった。

私は、母子家庭で育ってきた中で、一度も「お父さんがほしい」とか「お父さんはなんでいないの?」と思ったことがない。

この話をすると、「それはどうして?」と聞かれる。

「どうして?」

ずーっと頭のどこかで考えていたことを、最近ようやくまとめられるんじゃないかなって気持ちになったので、このnoteを作ってみた。

まとめられるんじゃないかな……て思った勢いで作ったので、勢いで書いて、結果まとまらないかもしれない。

私は、「女手ひとつで育ててもらった娘」という立場で、シングルマザーの友人と話す。シングルマザーとして子育てを頑張る友人に、私が母子家庭で育ってきた中で感じたこと、思ったことを伝えると、みんななんとなくほっとした表情になる。

なんてことはない。

父親がいなくたって、こんなに立派に育つよ。って話をする。

と言っても、全然立派ではないんだけど、人としてはそれなりにちゃんとした人であるはず。まぁ、40だしね……。そうじゃないとまずいよね。と自分につっこみつつ、ちょっとこういう場で発信することをスタートしてみます。

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