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ニトリの「極冷」を読みたくて遣隋使まで遡った
ニトリのNクール
「Nクールはひんやりー」のCMでもおなじみのNクールが3つのラインナップになっていた。これからの熱い季節にありがたい商品だ。
![](https://assets.st-note.com/img/1685360690725-jVJjZiOgpR.jpg?width=1200)
3つのラインナップは
・Nクール :冷感で冷たい
・Nクールスーパー :さらに冷たい
・Nクールダブルスーパー:さらにさらに冷たい
という段階に分かれている。
冷たさが上がるほどに値段も高くなっていくが、電気代を考えれば一番冷たいものを選びたくなってしまう。
読みがわからない
この一番冷たいNクールは「Nクールダブルスーパー(N**)」と書かれているが、その冷たさのレベルには「極冷」という表記もされていた。
これは「ごくれい」と「きょくれい」のどちらの読みなのだろうか。
![](https://assets.st-note.com/img/1685360946732-EWAedjr1D4.jpg)
同様にして「強冷」は「きょうれい」でよいのだろうか。可能性は低いが「つよれい」「つよひえ」かもしれない。
![](https://assets.st-note.com/img/1685361160325-7FP9paHYdj.jpg)
読み方を教えてくれない
「極冷」の読み探して店頭ポップ、商品タグなどを歩き回ったがその読みを見つけることはできなかった。
さらにニトリサイトの商品ページとそのソースコードも確認したが読みを特定するには至らなかった。
「きょく」と「ごく」の違い
あきらめきれずにデジタル大辞泉で調べてみたところ、「きょく」と「ごく」でそれぞれ別々に意味が書かれていた。つまりは、読みによって意味が異なるのだ。
また、「ごく」は呉音といい遣隋使以前から日本に定着していた漢字読みであり、「きょく」は漢音といい遣唐使が持ち帰った発音に由来する読みという区別があるらしい。
それぞれからNクールの商品性に近いものを抜粋した。
・きょく:この上ない、きわめて
・ごく :きわめて
私の解釈になるが、どちらの読みをしても意味はある程度近くなっている。そのうえで差異を見ると「きょく」の場合はこの上ない=Maxであるというニュアンスを感じる。
結局「極冷」は
もしNクールダブルスーパーが3段階のうち最も冷たさが強く、今後これを上回ることのない最高傑作なのだとしたら「きょくれい」であるが、、他の2つに比べて冷たいという程度であれば「ごくれい」「きょくれい」のどちらか確定されることはできないということが分かった。
参考サイト
ニトリ>Nクール
https://www.nitori-net.jp/ec/feature/ncoolbedding-explanation/