歯医者での口の開け具合は3パターンでよかった
歯医者に行って
歯医者の定期健診に行ってきた。
本来は3か月ごとの定期で受けるべきだったのだが、受診のすすめをスルーした結果として、久方ぶりの検診となってしまった。
待合室に入ると、割と新しい整理されているのがうれしい。診察・治療室は新しい設備が揃っていて、医者に行くのは気が引ける私としてもそこそこ気に入っている。
クリーニングでの指示
歯科衛生士さんが「定期健診ですね~?」と確認したのちに椅子が上昇しながらリクライニングされる。正に俎板の鯉という感じがして毎度緊張してしまう。
検診は順調にすすみクリーニングの段になる。
「口をあけてくださ~い~」と言われて頑張って口を開ける。しばらくしたら「楽にしてくださ~い」と言われて一休み。
それからまた口を開けてクリーニングしたのだが、そののちに今度は「口をとじてくださ~い」と言われた。しっかりと口を閉じて待っていたのだが閉じた口に対して特に何もされずに、また口を開けての治療となった。
てっきり「口をとじて」=「楽にして」なのかと思っていたが、その後の展開で覆された。
今度は「口を半分くらいとじて、少しだけあけてくださ~い」と言われ、歯を外側からクリーニングしたのだった。
そのまま治療は順調に進み、歯科医さんも確認して問題ないと言ってくれた。
我々がとるべき口の状態
ここで今までに指示された口の開け具合を整理したい。
「口をあけてくださ~い」 ⇒ 100%開
「口をとじてくださ~い」 ⇒
0%開、自由「楽にしてくださ~い」 ⇒ 自由
「口を半分くらいとじて、少しだけあけてくださ~い」 ⇒ 30%程度開
私が判断に迷った2の「口をとじてくださ~い」は3の「楽にしてくださ~い」と等価だったのである。つまり、4種類の指示があったが、とるべき口の状態は 100%開、30%開、自由の3種類だったのだ。
忙しい医療従事者の方々に「口の開き指示は3パターンでお願いします」などというのはとても申し訳がたたない。
歯医者や担当者ごとに違うのかもしれないが、患者諸賢は口の開け具合が3パターンかもしれないということを覚えて歯医者に臨んでいただければと思う。