俺は変われるのか【パチンコ・スロット編】⑩
現金機の話。
…地味に始まったが、「現金機」の思い出と言えば、私のパチンコ・スロット話の中で1番分厚い。
高校生の頃、100円玉が2枚しかないのに「ミサイル776D」で勝負して4,000個打ち止めしたり…
500円玉が4枚しかないのに、綱取物語で10箱出したり…
20代前半、当時勤めていた会社の後輩が、私とパチンコを打ちたいと言い、私は金が全く無かったが500円玉を10枚位渡されて、その後輩が当時好きだった「フィーバーアジャコング」を打って、二人で大勝ちして北千住のキャバクラで飲み明かしたり…
スロットで大負けだったが、あえて3,000円残し、6枚の500円玉でミルキーバーで勝負し、負債を大幅に減らしたり…
そんな中でも一際好きだった、よく打っていた、そしてとても思い出深い現金機がある。
まさむら遊機の「マジカルチェイサー」だ。
大勝ちこそ無かったが、シンプルだが多彩なリーチアクションで随分楽しませてもらったっけ。
前兆機能があったり、リーチになった瞬間、画面の四隅に主人公のニコッとした顔が一瞬現れると、そのリーチ信頼度が大幅アップし激アツだったり。
この機種の肝は、何と言っても大当り後の時短回数抽選。
0回
50回
100回
$$$(次回大当りまで)
の四種類。
そうそう、この機種は時短機ではあったが、時々謎連チャンする事もあったっけ。
やっと当てたが時短回数が0回で落胆していたら20回転程で大当りし、その当たりで$$$(次回大当りまで)引いたりなど、とにかく楽しい奴だった。
このマジカルチェイサー、最終的には大ヒットした機種だったが、登場時はかなりマイナーだったらしく、口コミで徐々に人気が出たようだ。
だが、現代に当時のスペックのままこのマジカルチェイサーが登場したら、導入と同時に大ヒット!…という皮肉な結果になるでしょうね。
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