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漫画に「広告」を入れてみてはどうだろう

みなさん、こんにちわ。おらふぃーぬです。
今日は漫画に対するビジネスについて考えたいと思います。

結論から言ってしまうと、
漫画の中に企業広告を混ぜ込んで
収益性をもっとあげられるのではといった内容です。
※かくいう私は広告収入というモデルはあまり好きではなく、、コンテンツの価値に対してユーザーが対価を払っている漫画というモノはホントに素晴らしいと思っています。

漫画家さんはなぜ大変なのか

漫画家は非常に夢のある仕事だと思っていますが、成功する方はほんの一握り。
でも素晴らしい漫画を生んでいる方は成功していない方にも多々いると思っています。

こうした状況を生んでいるのは、
コンテンツが飽和しているという点はもちろんあると思いますが、
労力に対する収益性がそこまで大きくないことが原因だと一般的に考えられます。

1消費者の目線から見ても、単行本1冊500円というのは非常に安いなと感じます。
100万部売れれば5億の売り上げになるのかもしれませんが、1冊作るためのコストは果てしないものが想像されますからね。。

もっと漫画家さんに対して多くの還元をもたらして、
より良いコンテンツが生まれる環境というのものが整備されることを願うばかりでございます!

漫画を媒体として生かせないのか

上記に書いたとおり、単行本には約500円という価格がついていますが、
昨今では、無料漫画アプリ等で無料閲覧できる環境が生まれてきています。
無料な仕組みとしては、アプリ内や1話閲覧するのに企業広告がついているからです。

これは漫画を閲覧するのにそれだけの価値があることを意味しています。

上記の流れは当然のことであると思いますが、
よく見てみると、単行本の漫画にはこの企業広告による収益構造がないのではと感じます。※あったらごめんなさい。

週間連載、アニメ、映画、無料漫画アプリ等には
基本的に企業広告が付随していて、それによる収益が大きいものとなっていると見受けられます。

では、なぜ漫画の単行本には広告がないのだろう。

漫画に「広告」を入れるには

単純に考えると、連載は1話ごとなので複数話の間に広告を挟むという概念がない。
そしてそれをそのまま単行本化しても広告の入る余地などない。

といったことなのかなと思います。

単行本になった際に複数話の間に企業広告を挟むことは可能だと思いますが、
恐らくみる人は数%ですし、効果としては極めて低いものになりますね。

では、

漫画の世界にそのまま入れてしまうということはできないのでしょうか。
漫画の世界観を崩すと言われればそれまでなのですが、崩れない漫画やむしろ相性が良い漫画というものはいっぱいあるのではないだろうか。

現に、新海監督の「天気の子」では
日清やバイトルが描画の中に幾度となく出てきていたりしました。
※あれが良かったか悪かったは個人によって様々だと思いますが。。

このように、現代を描いている漫画には主要サービスの広告を
sf系の漫画には未来型商品の広告を。といったようなことが少しずつ増えていけば
より1つの漫画に対する収益性というのが増していくのではないかなと思います。

企業からすれば、ターゲットを絞りやすく
確実にリーチすることのできる漫画の世界というのは非常に優良な媒体なのではないかと思うばかりです。


というわけで、長くなりましたが、
漫画家という職業がより夢にある仕事になって、
より良いコンテンツが生まれていくことを願うばかりです!

そしてそれを楽しく読ませていただきます。

fi-n(ふぃーぬ)

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