フロントマン
キーホルダー同士が当たってパチパチと音を鳴らしながら帰り道を歩いている。新年1発目の弾き語りは終始楽しかった。
今日は同じ下北沢という街で、私の大好きなバンドがライブをやっていた。観に入れたら良かったけど何しろ倍率が高いから行けなかった。
弾き語りの時にはほぼ毎回セトリに入れてる「フロントマン」という曲は紛れもなく1人のバンドマンに歌っているわけなんだけど、今日はより明確にその1人を思い浮かべて歌った。
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フロントマン
なんだか君の声が掴めそうな気がして
手を伸ばしてみたけど
争奪戦みたいにみんな伸ばすから
すぐにおろしてしまった
なんだか君の声が寂しそうな気がして
手を伸ばしてみたけど
撫でたい頭にも届かないから
そっと下ろしてしまった
タバコも君もやめたあの歌は今日も歌わないの?
HPを減らしてくような歌い方で
今日も心の内を曝け出してる君は
HPが無くなった時音楽をやめてしまうの?
アンコールはもう求めないから
いつまでも歌ってて
いつまでも歌ってて
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バンドを始めて思ったことは続けることの難しさで、だからこそ今日まで続いてるバンドはすごいと思うと同時に、これからも好きなバンドには、続けることをやめないでと願ってしまう。
今日はどんな風に歌っていたんだろう……いいな。行きたかった。
大好きなフロントマンには、いつまでも歌い続けていてほしいと思ってます。そして、私もバンドを続けていきたい。いつまでも歌いたいと思った夜でした。