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マンドローネ系統樹
※本エントリは マンドローネ Advent Calendar 2021 の1日目の記事です
??「おぼろげながら浮かんできたんです。マンドローネという文字が」
— いしかわけんじ (@oqzl) April 24, 2021
タイトルは釣りです。系統樹はありません。
関西でマンドローネという楽器を嗜んでいる石川と申します。
趣味はマンドローネです。
マンドローネ関係者は皆さんシャイ(例外多数)で、3年目のアドベントカレンダーの執筆者がなかなか埋まりませんので、駄文からスタートしたいと思います。
「マンドローネって何ですか?」
「趣味はマンドローネです」と言うと大体聞かれるんですが、正直困るんですよね。
「マンドリンの大きいやつです」
「マンドリン?」
「」
Wikipediaに頼ってみる
説明に困った時はWikipediaですよね。
![](https://assets.st-note.com/img/1638203535777-MELJYOtIru.png?width=1200)
https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=9101441 による
お前誰だ!?
2019年の1日目の記事にも書きましたが、Wikipediaの「マンドローネ」のページには思ってもみない写真が出てきます。彼は一体?
ヒントは2019年の館長氏の記事にあります。
指大辞とは「大きい」「たくさん」というようなニュアンスを言葉に持たせる接辞の事で、例えば マンドローネは マンドリン(マンドーラ) に「大きい」意味合いの -oneがくっついて mandoloneになったものです。
「マンドローネ」とは「大きいマンドーラ」という意味のようです。
![](https://assets.st-note.com/img/1638203602396-tQTofUKeWE.png)
https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=16705899 による
こちらはリュート属の古楽器のマンドーラです。確かになんとなくさっきのマンドローネの面影があるように思います。こちらの綴りは「Mandora」で、現代のマンドラ「Mandola」とは異なるようです。
マンドローネの綴りは「Mandolone」ですが、「大きい Mandora」なのであれば「Mandorone」となりそうなものです。
もしかして
冒頭に貼ったあの太い楽器、実は「Mandolone」ではなく「Mandorone」なのではないでしょうか?もうそういうことにしませんか。
なお、Wikipediaの本文は我々の嗜む現代のマンドローネのことなので、写真とちぐはぐです。直したいと思い続けて3年目。
では改めて「マンドローネって何ですか?」
もう皆さん答えられますね。
「マンドローネは『大きいマンドーラ』という意味なんですよ」
「マンドーラ?」
「」
お知らせ: 執筆者募集
マンドローネ Advent Calendar 2021 は執筆者を切実に募集しています。
以下に該当する方は積極的に参加いただけますよう、よろしくお願いいたします。なおノーギャラです。
最近マンドローネを購入した
最近マンドローネを仕入れた(楽器店枠)
最近マンドローネ奏者に復帰した
人に貸しているマンドローネがなかなか返ってこない
最近マンドバスを見に行った
マンドローネを弾きたい
マンドローネが好き
その他
以上、よろしくお願いいたします。
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