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不妊治療日記23~採卵②と受精結果~

7月23日。朝一番で採卵。
右腕のルートキープは、上手な方だったので、ストレスなく終わった。
いつものように麻酔をかけて、目が覚めたら終わっていた。
目が覚めたとき、ほっとして少し涙が出た。これもいつものこと。

エコーをして、特に問題はないとのことで、問診へ。
今回は12個採れた、とのことだった。
前回が8個だったので、同じくらい採れたらいいなと思っていたところ、
予想を超えてきた。

薬との相性が良かったのか、私の体の状態が前より良くなっていたのか。
いずれにしても、個数が多いのは良かった。採卵なんて、もうしたくないもんね。

夫の方は、朝一番で採精室を使って採取してもらったのだけど、本人的にこれまでで一番手ごたえがあったらしく、「過去で一番かもしれない」とよく分からないことを言っていた。
たしかに、夫の方は常に問題なくて、毎回「ご主人については、問題ありません」「いい感じです」としか言われてこなかった。今回も多分大丈夫だろうと思った。

翌朝、クリニックからメールで受精結果の連絡があった。
12個中、12個受精。
…おお! 正常受精が11個で、残り1個は様子見。
培養に回すのは、12個。ちなみに、すべて体外受精(ふりかけ法)。

前回を振り返ると、8個採卵した後、スプリットで4個を体外受精にして、残り4個を顕微授精にしたところ、結果として顕微授精の方は1個しか正常受精しなくて、合計4個を培養に回したのだった。

前回の結果と比べると、100%培養に回せたって、すごいことではなかろうか。私の卵の性質もよかったのかもだけど、夫の「過去で一番かもしれない」という感覚も、あながち間違いではなかったのではないか。
(量なのか運動率なのか、その辺は何が良いのかわかりませんけど。)

前回、顕微授精の受精率があまりに良くなかった(25%)反面、体外受精の方は、4個中4個受精して、様子見1個・異常受精1個もあったけれども、受精自体はしていたようなので、明らかに体外受精の方が向いているのだなと思っていた。
先生も、「全部体外受精でいいかな?」と言っていたので、それに乗っかった感じだけど、やはり全部体外受精にしておいて本当によかった。

しかも、今回は異常受精がなかったので、全部一応培養胚になった。これ以上の結果はないくらい、よかったと思う。

さて、ここからは移植周期にまた入っていく予定だけど、なんとか冬までには陽性判定をもらいたい。いくつか、胚盤胞になってくれたらうれしい。

前回の採卵よりも卵胞が多かったせいか、下腹部の張りが続いている。体重増加も、前回より激しい。次の周期の間に、少しダイエットしなくちゃいけないのかもなあ。栄養減らしちゃいけないけど、ダイエットするって、すごく難しい。