オプションの売りについて(全般)
権利を売るということ
ここまでコールオプションを持っている場合、プットオプションを持っている場合の話をしました。
オプションは買うだけでなく売りから入ることも可能です。そうなるとコールオプションを売る、プットオプションを売るということは
ということですが、「売る権利を売る? なんのこっちゃ??」って思いませんか。
権利の反対は義務
「買う」の反対は「売る」です。では「権利」の反対はなんでしょうか。webで調べてもらるとわかりますが、「権利」の反対は「義務」です。
「権利を行使するのも放棄するのも自由」というのは以前お話しました。義務はどうでしょうか、義務とは文字通りしなくてはいけないものです。義務が発生したら必ず実行しなくてはいけません。
これをオプションに当てはめてみましょう。権利を買うということは、相手方は権利を売っているということです。そして権利を持っているということは、相手方は義務を負っているということになります。
次回、実際にコールを売るというのはどういうことなのか説明したいと思います。