#53 習得への情熱―チェスから武術へ―:上達するための、僕の意識的学習法 突き刺さりポイント
こんにちは、『のんきに最適化』がモットーのあころです。些細なことも自分好みにちょっとずつ改善させて毎日を楽しんでいます。
今日お伝えしたい内容は今日は最近読んだ本の紹介をしようと思います。本の題名は習得への情熱―チェスから武術へ―:上達するための、僕の意識的学習法という本でジョッシュ・ウェイツキンさんが書かれて, 吉田 俊太郎 さんが翻訳してる本です。
これは私が大好きなメンタリスト DAIGO さんが昔から紹介していた本で図書館にあったので借りて読んでみました。
この本の簡単な内容としては、トップクラスの競技者になるための習得の技法を語るという内容です。
著者の方はチェスと太極拳という全く異なって見える競技のうち、どちらの競技もトップクラスにのぼりつめました
優れた競技者になるためには、競技の種類によらず共通している部分があるということで、その詳細を教えてくれています
私自身はこれまでも何かを極めたという経験が恥ずかしながらないので、著者の方が書いていることが理解できるのか心配でした。
でも読んでみて、トップの人はこういう風に考えるのか、と驚かされる部分も多々ありましたが、ここは結構分かるな、というところも沢山あって、とても興味深く読むことができました
40代になったこれからでも何か新しい競技や芸術に取り組みたいと思わせてくれる内容でした。
そして最終章の「台湾」は必見!映画を見ているようなドキドキ感と何とも言えない頂点を目指す者たちの世界にはありそうな不条理さを感じずにいられない章で手に汗して夢中で読みました。
では、習得への情熱、突き刺さりポイント羅列します!
成長マインドセット
成長マインドセットを持つかどうかによって大きく、結果は異なる。成功と努力を結びつけて伝える
ゲームを楽しむ。
手っ取り早い方ではなく、困難の中で考える訓練で力を育てる
Zone
どんな雑音心の状態でも集中できる力をつける。これは使いを感じた時にそれを避けるのではなく、その状況の中で平安を見いだす、しかも本能的に
悪循環
1例 女性が不注意で信号を無視。その時に自転車に軽くぶつかられ、そのまま歩道に戻ればよかったのに追いかけて、罵り別のタクシーにひかれて大出血したという事例
ここからの学びはミスを犯すとミス以前の状態にしがみつきたくなり判断能力を失う。そして、悪循環には。ミスした時点で状況は変わっているのだから、その瞬間を冷静に捉えて対処するべきだった
ビギナーズマインド
太極拳の先生とのやりとり、学ぼうという気があるならそうするだろうという先生のスタンス先生から教わることを期待しただけで、繊細な教えをアンテナを広げて受信しない人は去っていた。心をオープンに新たなレパートリーを自分のものとして吸収する時間を経て要約上達できる。例えば太極拳シンプルな動きを徐々に洗練させていく。類や動く瞑想特定の技術を磨きながらリラックスした感覚を深める。これは習字にも共通しているかも。感覚を研ぎ澄ます。ごく小さなニュアンスを一口一口味わうように学ぶ
負の投資
成長するためには今持っている。考えを捨てる必要がある。いずれ勝てるようになるために今は負ける。コンスタントに起こる。心理的技術的な課題やミスを探し見極め、その繰り返しを最小限に留める
対戦相手の姿勢、仕草から欠陥や心理の表れをパターン認識して攻略していった
内的解決
体のどこかが痛む度に休んでいたら一年中休むことになる。逆境を迎えた。その体でどう?高められるか、またその瞬間しか学べないことだと、逆手にとってアトランテージに変える。精神的技術的。心理的全てにおいて。
今に集中する
ジャガーとホセという猟師の対決。緊張感が高まる時、頭を締め付けられるような状態になり、限界に達すると敗北を認める小さなサインが出てしまう。それは相手にとって突破コードになるため、猟師がジャガーに襲われたという逸話
ゾーンに入る
インターバルトレーニングでストレスと回復を塩の満ち引きのように捉えやがて一式的にできるようになる
トリガーを作る
例えば、イチローのルーティンマエケンの飛行艇など心を呼吸に戻し、ゾーン(今の瞬間に心を置く)に入れる自分なりのルーティンを探す。心の準備をしっかり整える。
不愉快な相手への対応
卑劣な相手への怒りは自己防衛本能から来ている。これは心が乱れるので、自分の弱みを学ぶ子機劇場に支配されずに心を観察し、想像力で転換して相手に跳ね返す。相手の手段に影響されないことが、相手のフラストレーションを呼び、相手を自滅させることができる
自分なりの方法に調整する
独自のひらめきも使って、自分だけの営みアートに作り上げる。変化し続ける状況に合わせて進みながらこれまで身につけた。原理に沿った新たな戦術を練り上げる。これが自分特有の才能を磨き続けることにつながる
私自身のアクション
この本を読んだことで、私自身のアクションとしてやりたいことを考えてみました
まずは成長マインドセットの考え方、
成功と努力を結びつけて伝えるということは、子育てに直結する内容なので、子供への声かけに取り入れていきたいと思います。かつてマインドセットの本を読んで実践しようと心に誓ったはずだったのに薄れていたので今日から実践します
あと内的解決
体のどこかが痛む時に度に休んだら一年中休むことになるという。ところで、私の場合、家族が体調を崩したら同じような状況になるのですが、その看病しなければいけないというのを逆境ととらえて、その中でどう?自分が高められるか、またその瞬間し、その制限された瞬間でしかできないということを気持ちで取り組んでいこうと思います
そして最後に不快な相手の対応
私自身あまり怒りの感情は出ないタイプなのですが、その分怒りの感情を持つと心が囚われてしまって、厄介な状態に陥ります。ただ、この本も読んで卑劣な相手への怒りは自己防衛本能ということだったので、感情に飲み込まれずに心を観察して想像力やユーモアで転換してできる機会だと思って、自分の弱みを学ぶ好機としたいと思いました。
以上です最後までお読みいただきありがとうございました。
競技や芸術、精神的に自分を高めたいという方にはぴったりの本だと思いますので、是非読んでみてください。