【広島CS】ベスト16青ハンコック解説【戦績:8勝2敗】
皆さん初めまして、くろすけです。
この度、2024年WAVE1広島CSで【青ハンコック】を使用しベスト16に入ることができたので、青ハンコックのデッキの強みやその回し方などを解説していこうと思います
今大会では【赤紫ロー】と5度の対戦で全勝と、【赤紫ロー】への勝率が高いデッキですので、それだけでも握る価値のあるデッキだと思います。
その他の多くのリーダーとも五分以上に戦うことができます。
しかし、【黒ルッチ】だけはかなりきつい戦いを強いられることになるので、大事な試合でこの対面を踏まないように毎日ゴミ拾いとお釣りを募金することで徳を積むことが必須なデッキでもあります。
ことエリア予選においては究極的には1負けは許容範囲ですので、仮に【黒ルッチ】に負けても他で全勝すればいい。という気持ちで私は挑みましたが、【緑黒ペローナ】に負けて正直焦ってました。。。
本記事が、それでも【青ハンコック】を握ってエリア予選やフラッグシップに挑もうとする勇者の後押しと手助けになれば本望です。
1.今回使用したデッキリスト
今大会は【赤紫ロー】【黒黄ルフィ】【黒ルッチ】が多いと読んでいたので、そこを意識した構築になっています。
2.【青ハンコック】の強み
まず初めに、【青ハンコック】の特徴をお話しします。
【青ハンコック】の強みは大きく分けて3つあります。
① 盤面とリソースの有利を取れる
今回のリストでは、《ジョズ》《カイドウ》《レッドロック》《猛虎》と相手のキャラを盤面から消してくれるカードが多く採用されており、これらを使用した際、リーダー効果によりリソースまで稼ぐことができます。
この小さなリソース差、盤面差が重なると最終的に大きな差につながります。
したがって、このデッキは数ターン先まで見据えた上でプレイしていく必要があるデッキといえますね
なんかカッコいいですよね、美しいですよね。さすが女帝です。
② リソースの多さによる守りの硬さ
①の特徴を活かし稼いだリソースでライフやキャラを守り、逆に相手のリソースを削り、最終的に相手が無理やりリーサルに行かざるを得ない状況を作り、耐え切って勝つというパターンが多いです。
守りが硬い女はいい女。さすが女帝です。
③ ドローの多さによる再現性の高さ
リーダー効果で通常のデッキより多くドローをすることと、《カヤ》《センゴク》《3ドフラ》などの効果により、必要なカードを手札に抱えやすく、再現性が高いデッキに仕上がっているのも、9回戦を戦い抜く中では非常に強みになっていると思います。
デッキをこれでもかと回して回して回し続ける。そう。ハリケーンのように。さすが女帝です。
3.採用カード
次に、今回採用した特徴的なカードとその理由を解説していきます。
《ジョズ》×4枚
今回のリストで唯一採用された8弾のカードです
このカードは【赤紫ロー】対面において、相手の先攻3t目に出てくる《5キッド》を手札に返すことでテンポを取れます。
また、こちらの小粒のキャラを手札に戻すのと、リーダー効果と合わせて2枚手札を増やすことができます。
さらに、パワーが7000もあることによりある程度の除去耐性を持っていますし、殴り返しにも使えるトンデモカードに仕上がっています。
また【黒黄ルフィ】対面においても、《5ルフィ》を手札に戻すことで相手のリーダー効果を発動するターンが遅れることもあります。
その他にもリーサル盤面でブロッカーをどかすのに使えたりと、このカード無しでは今回の戦績は有り得なかったと断言できるほど活躍するカードですので4枚採用を推奨するカードです。
《エドワード・ウィーブル》×2枚
このカードは何度も抜けたり入ったりを繰り返した挙句、やっぱり必要だと感じたカードです。
その理由としては、後攻2t目の《ジンベエ》の二面展開を強く使うためです。
後攻2t目に《ジンベエ》と一緒に出すカードとして、《4モリア》や《3ドフラ》が有力ですが、それだけでは再現性の問題がある上に、相手の先攻2t目の8000のアタックを通してしまった場合、基本的にはトラッシュに七武海のカードが落ちていないので、《4モリア》の効果を使えない場合が存在してしまいます。
そこで、このカードは出した際の裏目がないことから採用しやすい1枚となりました。
また、《4モリア》同様、手札を一枚増やす効果ですが、ドローをすることで後に必要なカードを引き込みやすくなるので、トラッシュのカードを回収する《4モリア》との差別化になっていますし、パワーが6000あることで、残った時のアドバンテージが大きいのも評価できる点ですが、カウンター値が付いていないことと、枠の関係上、2枚の採用となりました。
《カイドウ》×1枚
今大会は【赤紫ロー】や【黒黄ルフィ】、【黒ルッチ】との対戦が多いと読んでいたことにより、【黄エネル】や【緑ボニー】などのデッキに対する手札の要求値が高くなってしまっています。
そこで、【赤紫ロー】や【黒黄ルフィ】への勝率を落とさずに、その要求値を少しでも下げることができるカードとして、このカードを採用しました。
結果的には今大会で4回ほど出し、【黄エネル】に対してはこのカードから《レッドロック》を引いてきたことで勝つことができたので、採用して良かったと思っています。
その他の採用カードについて、質問等ありましたら気軽にDMしてください!
4.採用候補カード
《ゴムゴムの業火拳銃》の3、4枚目
正直、今回一番採用枚数を迷ったカードです。
現環境で1番と言って良いほど多い【赤紫ロー】に対して使う場面がリーサル時にしか存在しないことと、その他のデッキに対しても1枚使うか使わないかくらいであることにより2枚の採用になっていますが、【黄エネル】や緑系のデッキなどの大型の処理が必須になる対面が頻発するような環境になれば、採用枚数を増やすことになると思います。
ただ、現状でも【黒ルッチ】の《ジャック》を処理することは必須ですので、採用枚数をどうするか非常に悩んだのですが、【黒ルッチ】に対しては《ジャック》を取ったとしても不利がつくことに変わりはないので、【赤紫ロー】やその他のデッキに対する有効カードの採用を見送ってまで3枚目以上を採用する必要性はないと考えた為、【黒ルッチ】と対面した際には2枚採用の《レッドロック》を引けることを願うことにしました。
《シャーロット・プリン》
時には試合を左右するほどの効果を持つカードですが、プレイでケアされてしまい、結局カウンターとして切ることが多かったです。
で、す、が!
裏を返せば、このカードを出さずとも相手がケアして本来のプレイを曲げるのであれば、究極的には採用せずとも、採用している時と同じ効力を得ることができるのです。それでも1枚だけ採用することで大逆転を狙ったり、カウンターで早めに切ることでよりケアするプレイを相手に強いることもできるため、ギリギリまで1枚だけ採用するかどうか悩んでいました。
ですが、今回は思い切って0枚採用にしました。
しかし、これで皆さんがが採用しなくなってしまうとこの効果は無くなってしまうので、皆さんは絶対に採用するようにしましょうね☺️☺️☺️
《三・千・世・界》
このカードは7弾環境では採用していたカードになるのですが、8弾で《ジョズ》が出たことにより、抜けていったカードになります。
とはいえ、10ドンターンの《6ハンコック》+《三千世界》の組み合わせは強力なので、採用するのもアリかもとは思っています。
《ゴムゴムの雨》
今回の構築では、非カウンターのカードが16枚も採用されているので、そのカードをカウンターに変えてくれるこのカードはとても採用したいカードです。2000カウンターのプリンを2枚このカードに変えても良いかもしれません。
しかし、《ジョズ》の採用により、《カヤ》をプレイする回数が増えたので、不要な非カウンターのカードを処理しやすなったことで、このカードの必要性は少し下がりました。
さらに、現環境では基本的にドンカーブ通りに動くデッキが多く、5000や6000のアタックが多いので、このカードを綺麗に使えるタイミングが少なく難しいと感じたため、今回は不採用としました。
《マーシャル・D・ティーチ》
もう少し時間があればこのカードを採用した構築を試してみたかったです。
このカードは、現環境に多い【赤紫ロー】の先攻2t目の《3プリン》や《ゾロ十郎》、【黒ルッチ】の《ブルック》などを手札に返しながら、1ドローをする動きが可能になるのと、リーサル時に3コスト以下のブロッカーを手札に戻せるといった役割を持つカードです。
自分のキャラも戻せるため、場合によってはリーダー効果と合わせてリソースを稼ぐこともできるカードになっています。
ですが、強く使える場面を選ぶカードであることと、パワーが4000しかない点から今回は不採用にしましたが、試してみたい一枚です。
他にも何かいいカードがありましたら是非教えてください!みんなで最強のハンコックを作り上げましょう!
加えて、スターターでさらに七武海の強化来るみたいなのでそっちも試してみたいですね!
5.デッキの回し方
前提として
まず、このデッキは手札の枚数の調整が必要になるデッキですので、少し変わった守り方をすることが多々あります。
とあるシーンを例に挙げて、変わった守り方の解説をします。少しややこしい話になりますが、このデッキを扱う上で重要な考え方になるので是非一読してみてください。
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