2020.07.29.


本屋さん

昼前、パパが「本屋さん行こか」と。
急いでインスタントラーメンをすすって出かける用意。即席麺をすばやく食べる。麺もびっくりしてると思う。

雨が降りそうで降らなさそうだったので二分の一の賭けで洗濯物を部屋の中に。

ユニクロのなんとかワンピをふぁさっと着て目元だけメイクしていざ。

久しぶりに来たその店、本棚の配置が丸ごと変わっててパパとぺん立ち尽くす。

「………?」「なんか違う」「違うよな?違うよな???」「ど、どこから見たらいいんやろ」

だいたい本屋さんってこう…雑誌、コミック、趣味の本、旅行の本…みたいに並んでるしそのお店も綺麗に並んでたけど、まず配置がど、どう、その、見始めるポイントすら分からんとゆう。

とりあえず「ぺん自分の見ておいで」てなってデザインの本とかファッションの所とか見てて小説とかもちらほら見て。

デザインやイラストの本、ああいうのすごく参考になるし一冊持ってたらめっちゃいいんやろうなって思うけど、解説とかよりもひたすらに資料が並んだりしてる方が良いなというか。

個人的に、分厚いそういう系の本は一度目を通したら再び開けることって少ないんじゃないか、自分が欲しいのは「何回も開いて調べて参考にできる」ような本。

事前にリサーチして今度ゆっくり見てみよう。
ああいうの難しいもんね。

CDコーナーは緊張する

隣にCDやDVDのコーナーがあって帰りに寄ったんやけどこれまた配置がわからぬ。
さまよってる場所はアンパンマンやディズニーのコーナー。…違う、米津さんとか探したいねん……

ウロウロウロウロしまくってやっと「最近リリースしたコーナー」的なのがあってひと段落。

米津さんの感電が収録されたあのアルバムの広告があって見たら「予約受付中」の文字。
8/5発売予定だそうで。もう出てるのかと思ってた。


他にもあいみょんや星野源さん、KEYTALKやTHE ORAL CIGARETTESなどなど。好きで知ってるアーティストの作品がずらりと並んでた。通常盤の空箱や限定盤とデカデカと書かれた空箱。
下手に触ったらビービー鳴りそうなプラスチックケースに入ったDVD。ビービー鳴るの怖いから指先の先の方で持っちゃうの私あるある。


NO MUSIC NO LIFEとは言いつつも。

自分のお金&自分の意思でCDを買ったことがないということに一昨年気づいた。

CDの存在はもちろん知ってるし、触ったこともあるけど、そのほとんどは家に前からあったもの。

だからタワレコの袋が家に現れることはなかった。

緊張する。CDを買うってとてもじゃないけど、自分の中では大きい買い物で割とな決断力&決心が必要に思える。

そんな自分が一昨年の冬頃、学校の制作展を頑張ったご褒美として友達と帰りにタワレコに寄った。



“NO MUSIC NO LIFE”



確かにそうだな、とまじまじと黄色に赤字で書かれたそれを眺めて頷く。


ギリギリまで迷った。決して安い買い物ではない、今CDを買う人はどれくらいの多さなのか、自分の周りではよく「CDフラゲした!」「やっと…!(手に入れた)」などの投稿は見るけど、それは多い方なのか、とか。

自分のことなのに他人の話まで持ち込んでいろいろ迷ってた。

だって買ったことないもん。緊張するんやもん。

いちびって(調子乗って)限定盤とか買わずにここは…通常盤を買おう…いや…ご褒美やし……
などと足を床にタムタムさせながら考えに考え、通常盤を手にレジへ。「私もNO MUSIC NO LIFE人間ですヨ」な顔をして。「アッ、ポイントカードは持ってないです」

「ありがとうございましたー」と、いえば初めてタワレコの店員さんからかけられた言葉を背に、目の前にある黄色い袋を眺める。


友達に「結局どっち買ったん?」と聞かれ、現物を取り出そうとするもびっちりテープ。「…………あ、コレ。」すぐ隣にあったそのアーティスト____星野源さん____のコーナーを指さす。



そう、私が初めて自分のお金で、自分の意思で買ったCDは星野源さんの「POPVIRUS」だった。

アルバムなので知ってる曲と、知らない曲も混じってる。

ワクワクした。緊張はしてたけど買えば一瞬で、その後はずっと幸福感。買ったぞ…!という達成感。


NO MUSIC NO LIFEだな。と思った。(?)


今の音楽の話

今のところ唯一自分の部屋の棚に飾ってあるCDは星野源さんのCD。ここから増えるのかどうかは分からないけど、やっぱり買うのって緊張。

歌を聴きたい、歌詞を読みたい。発売されたら気になる。でも、でも、


そのCDをどうやって今後使う?という自問。ダウンロードなら現物には残らないしお金も比較的安い。携帯に直接ダウンロード出来るのでデータを移し替えたりする手間もない。

現物のCDのメリットや嬉しさはなんなんだろうと思う。

とか言い出すと自分の集めているものに対しても同じことは言えるし。

資料集や本のように見返して調べて活用することもないからなぁという気持ち。


ダウンロードでは無く、現物CDを買う理由は?また友達に聞いてみよう。どちらも良いもんね。


もし今後わたしがCDを買った!とか言ってたら「あ、勇気出て買ったんだな」と思っといてください。


「いやぁ、NO MUSIC NO LIFEなんでね」
といちびって言うと思うので。


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