梅雨時期になると毎年思い出す・いきものの命?
花が咲いたり、生き物が生まれたりという季節になるといつも思い出すことがあります。
うちは、地方都市でも周りに田んぼも多く用水路がちょっと危険なくらいたくさんあります。
わが家は男児3人兄弟。当時”だんご3兄弟”という歌がちまたに流行っていました。
とにかく自然が大好きな息子はザリガニやおたまじゃくしをたくさん捕って帰ってました。
アメリカザリガニを捕りに行って日が暮れても帰って来なくて、ご近所の方を巻き込んで捜し歩いたことも今では懐かしい思い出です。
用水に落ちて流されたのではないかと心配するこちらの気持ちはそっちのけで友だちとたくさん捕れたと満面の笑みと無邪気な笑い声…。
かえって来た息子たちを見て、安堵し何も言わすにえがおで迎えて下さったご近所の方にここでお礼申し上げます🙇♀️
おたまじゃくしをバケツいっぱい捕って来たときは、弟たちに見せて超自慢!さんざんおたまじゃくしをかき混ぜてはしゃいだ後、餌をやると言ってパンくずをバケツに入れても、おたまじゃくしの数に対するバケツの大きさが小さいため酸欠状態。
翌朝には、全滅😱その様子を見てむやみに生き物を捕ってもこちらに育てる環境がないと生き物の命を奪うことになることを身をもって体験したと思います。
息子たちが小学校や幼稚園に行ったあと、こっそり近くの用水に流しに行きました。ごめんなさい🙏
その用水をみた通りがかりの人が「うわっ、今日はおたまじゃくしがようけ死んどる(岡山言葉;たくさん死んでいる)」
ザリガニは図鑑で餌を調べて、しばらくわが家で育てましたよ。
身近な生き物を捕ったり育てたりということが今の世の中少なくなったのでは?
いきなりペットを飼うのはハードルが高いかもしれませんが、小さな生き物を身近に観察することは子どもの成長の中で大切なことだと私は思います。
生き物に関しては、バーチャルでは体得できないこと。バーチャルは死んでもすぐリセットできるし、生き返ることだってできますよね。
ちょっと汚くて面倒くさいけど今になって、こういう体験ってその時期にする必要があったのかな?と思います。