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言い訳は、口内炎

この記事は、阿部広太郎さんが主催する「企画でメシを食っていく」
第3回 チームの企画 のジャーナルライティングです。

 講義のあと、口の中におーーーーっきな口内炎ができました。
大きいといっても、親指の爪くらいだけど…
こいつが、こんな小さな口内炎が私のやる気を削ぎに削ぎました。
出産の痛みには耐えられるのに、こんなみみっちい口内炎でうじうじ言ってるなんて情けないよなぁ。

きっと、記事を書かない理由を探していたんだろう。
あんまり考えたくなかったから。


わたしは、チームで取り組むのが苦手だ。
教員として働いてきたころからそうだった。

自分がやる!と決めたことは、何があってもやりたいタイプで…
学級通信を出したい!こんなイベントをやりたい!こんな授業がしたい!
反対されても、形を変えながら、時には気づかれないようにやってきた。

自分の理想とするクラスを創るには、たとえ反対されても、
子どもたちのために、やるべきだって思ってた。
誰に何を言われたって、大人の都合で辞めるなんて・・・と、
自分の想いを突き通してた。
だって、教員には個性があるし、そんなところで合わせて無理に仲良くしてたら、いいクラスなんて創れない。そう思ってた。
(もちろん、大人だから、バランスをとって合わせたことは、数え切れないほどあったけど、ゆずれない…!と決めたラインは人より強かったなぁといまになって思う。)


 でも、妊娠を機に気持ちに変化があった。
「このクラスは、途中から私のクラスではなくなるのか…。」
その時に初めて、周りの先生と歩調を揃えることの大切さを痛感した。
同じようにやることに価値を見出せた。

「次の先生に上手く引き継げるように・・・」
そんなことを念頭に置いた学級経営をした。
自分のやりたいことに蓋をして、周りと協調する道をとった。
だからかな、ほんの少しだけモヤモヤしてる。

遠慮はするな。配慮はしろ。

いま、記事を書いていて、真っ先に阿部さんのこの言葉が浮かんだ。

私は、チームで上手くやろうとすると、遠慮しすぎてしまうんだ。
そして、一人でやると、誰にも配慮せず、つっぱしってしまうんだ。
だから、この言葉はいまの私にぴったりだ。

チームだと、「これは言わないほうが、上手くいく。」
そんなことを考えてしまう。
その正体は、諦めだったんだ。
みんなの意見なんて、まとまるはずはない…という。

今回の課題でも同じことが起こってしまった。チームの課題。
でも、これを書くまで気が付かなかった。
上手くいかなかった理由を考えていたけど、、、

原因は、私にあったんだ。

この口内炎が治るまでに、次のアクションを起こそう。
そして、上手くいかなかったからこそ、大きな学びに繋げたい。

遠慮 人に対して、言葉や行動を慎み控えること。

配慮 心をくばること。心づかい。


追伸
初めて質問ができた。
講義の中で阿部さんから、心に残る言葉をいつくも貰えた。
もう一度チームの企画が動き始めた。
小さなアクションだけど、私にとって大きなフィードバックとなった。
阿部さん、本当にありがとうございました。


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