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丁寧に想いや意義を伝え周りを巻き込むこと〜クラウドファンディング成功の秘訣を尋ねてみた

いまクラウドファンディング 真っ只中です。

変人(*)と高専生をつなぐ、高専生向けのフリーペーパー『近未来KOSEN』創刊に向けてREADYFORで資金を集めています(絶賛、支援お待ちしてます。メイン画像は準備号の表紙の一部)。クラウドファンディング は目標を達成するまでは不安でしかたがありません。ならば詳しい人に聞いてしまおうという他力本願なシリーズ「クラウドファンディング成功の秘訣を尋ねてみた」を、まずは2回くらいに分けて書こうと思い立ちました。

今回は過去4回のクラウドファンディングで総額3000万を集めた、DtoCブランドを手掛ける株式会社TO NINE 代表 増田智士さんに伺いました。

*変人とは、変わり続ける人、変化を起こす人、エッジのたったプロ。近未来ハイスクールはこのような変人と高校生・高専生をつなぐキャリアのプログラムでイベントや情報発信をしています。近未来ハイスクールでは褒め言葉です。

ー いま気になるクラウドファンディングのプラットフォームを教えていただけますか?

増田:PRや露出が強いのはMakuakeです。上場したことでより影響力を増しています。

小林:Makuakeの上場はクラウドファンディングの分野で圧倒的な存在感を示しましたね。

増田:一方で上場(資金調達)しないことを当初から決めて、クリエイティブなことに振り切っているモーションギャラリーも魅力的です。

小林:映画のクラウドファンディングなど、たしかにクリエイティブに特化し、モノを創り出すワクワク感が滲み出てますね。

近未来KOSEN』は学校や行政で配布する固めの広報誌とは真逆の、突き抜けたメディアにしたいと思っています。なにせ変人を扱うので。社会貢献的なプロジェクトが多いのでREADYFORを選んだのですが、クリエイティブよりのプロジェクトとしてはモーションギャラリーも良かったかもしれない、とちょっぴり思いました。

増田:もし興味があれば社長のブログになぜ上場を目指さないのか、といったあたりのことが書いてありますよ。

小林:(読了)うーむ、とても共感します。ますますいつかここでクラウドファンディング に挑戦してみたい。近未来ハイスクールの取り組みについても改めて考える機会になりました。

ー 時計だけで500万円を集めたという増田さん、クラウドファンディング 成功のポイントを伺えますか?

増田 大前提は、クラウドファンディングのサイトにきた読み手にとって魅力的な商品であることです。そして丁寧に想いや意義を伝えつつ、まずは身近な人たちを巻き込んで支援&拡散してもらうことが成功のポイントです。

運営側におんぶに抱っこではなかなかうまくいきません。

小林 MakuakeやREADYFORの説明を読んでも最初に書かれてますね。例えば、周りの人などに声をかけ協力してもらう。さらき、最初の5日間で20%を達成すると成功率が90%になるとデータを出しています。

まずは自分たちで周囲の人に声をかけて支援してもらう。周りの人が関心を持てないものは、知らない人にはさらに伝わらないですもんね。

ー 最近気になるクラウドファンディング のプロジェクトはありますか?

増田 学生たちのクラウドファンディング活用が増えてきていて、良い傾向に思ってます。

小林 準備や拡散に手間と時間がかかるクラウドファンディングは、時間のある学生にはぴったりの挑戦の場ですね。

プロジェクトの目標金額にいってもいかなくても、期限があるので一区切りして、改善して再挑戦もできます。

クラウドファンディングに興味がある場合、自分で買う側になることも挑戦のひとつ。買う側の気持ちがわかります。数多く買われているリターンは確かに購入したくなります。調べて吟味して考えたリターンですが、結局支援されるものは偏りがあり、他のリターンはわかりにくかったかもしれない、と反省の日々です。

あるクラウドファンディング 関係者は「クラウドファンディング はそもそもチャレンジの場で失敗はつきもの。目標金額を達成したとしても、それについてまた改善点が見えてくる。改善した第2作を出してくるチャレンジャーさんは、やっぱりクラウドファンディングという仕組みのファンの皆さんからも愛されます」と語ります。

クラウドファンディングを細かく回して挑戦し続けるというのは新しい視点です。オプンラボで支援している広報活動、例えば企業のイベントやオウンドメディアのコンテンツも、回数を重ねてファンを広げていくのと、近いものを感じます。

なかなか大変なので「次は無理」と思っていていますが、確かにまたチャレンジしてしまうかもしれません。

(オプンラボ 代表、近未来ハイスクール スクール長 小林利恵子)

支援募集中してます!
近未来ハイスクールのクラウドファンディング (3/27まで
エッジが効いた高専生(変人予備軍)との対話メディアを作りたい
変人と高専生をつなぐタブロイド『近未来KOSEN』
https://readyfor.jp/projects/kinmiraikosen/

■オプンラボ
中堅企業やひとり起業家の広報支援「小さな広報サービス」をはじめ、大型のビジネス系イベントの企画運営、コンテンツ運用などを広報・マーケティングを支援を通じて、個人(とくに変人)や企業のステージアップとブランディングを支援します。近未来ハイスクールを主催しています。
www.opnlab.jp

■近未来ハイスクール
変人と高校生をつなぐキャリアプログラム。変人とは変わり続ける人、変革を起こす人、エッジのたったプロフェッショナル。楽しく仕事をする大人と子どもをつなぎ、高校生・高専生など10代の行動変容をうながします。
www.kinmirai.co








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