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制服でもかまいません

ある模擬試験の当日の案内に
「服装:中学校の制服もしくは中学生にふさわしい服装」で参加するように書かれています。現場に行くと、9割以上が制服の中学生。ところで、中学生や高校生にふさわしい服装ってなんでしょうね。

近未来ハイスクールは主に高校生、時々中学生が変人大人に会いにやってきます。ここにはどんな格好で来ても構いません。出る杭を育てる場ですから。髪を染めていてもOKです。髪をブリーチで色をぬいて金髪になっちゃった、いたって性格が真面目な変人編集者も、近未来ハイスクールによく協力してくれています。

けれども、イベントの当日の案内に、服装について特に記載をしていないと、制服で来る子がいます。学校の行事がなくても、休みの日でも。制服がだめというわけではありません。制服が大好きで大好きで休みの日も着たいの!というのなら止めませんし、学校行事に出てから近未来ハイスクールに参加するということもあるでしょう。

でも単に、制服だと安心、安全というのであれば、ちょっと要注意。決められたルールとレールに乗っかることが心地よくなっている可能性があるからです。怒られる、クレームになる可能性があるのであれば、挑戦しない大人になっちゃう、かもしれません。人と違った格好をした大人を非難する大人になっちゃう、かもしれません。大げさに言ってますが。

社会や組織は同質化を好む傾向がある

高橋実さんもfacebookで書いています。趣味、服装、考え方、いろいろな人がいます。その差異を排除するのではなく、楽しめるようになるには、自分自身も必要ない枠ははずしておいたほうが良さそうです。

近未来ハイスクールには、ぜひ自分の好きな服や居心地のいい服に着替えて着て、自由に発言し、楽しんで、安心して失敗してほしいと思います。

だから、近未来ハイスクールでは
服装は、私服(制服でもかまいません)
としています。

近未来ハイスクール 小林

#写真中央は 、一緒に写真を写すと幸せがおとずれるというセーラー服おじさん。


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