buongiorno! 家具修復の可能性を考えるOplá(オップラー)です。
はじめまして、Oplá(オップラー)です。
と、おもむろに挨拶をしてみましたが、「Opláって何だよ?」「そもそもOpláって何語?」と思われたことでしょう。
ええ。そのお気持ち、分かります。
なんせ、2017年に結成した自分たちさえ、自分たちの活動を上手に説明する順序を掴みきれていなかったりもします。
noteでは、そんなOpláの欠片を少しずつ見直しながら、
Opláのアウトラインを明確にしていきたいと思います。
では、早速・・・
ヴィンテージやアンティーク周辺のカルチャーを前進させたい
Opláは、プロフィールにもございます通り、家具修復の可能性を追求するユニットです。
メンバーは、イタリア フィレンツェ在住の家具修復職人×1人、東京 目黒の家具修復職人×1人、バックオフィス的なディレクター(大女将)×1人、バックオフィスとフロントを行き来するキュレーター×1人の合計4人。
昨年のイベント時につくったOplá の雰囲気を伝える動画があるので、よかったらご覧ください。
そして、「自己紹介してください」とオーダーされた際、いつもお伝えしている内容がこちら。
ヴィンテージ/アンティーク、ジャンルや様式を問わず、どこかで誰かに愛されてきた家具を修復する「リペア」という仕事を通して、リペア・修復の認知を広げ、次の世代へと受け継がれるヴィンテージやアンティークをとりまくカルチャーを前進させたい4人組です。
うん。言葉としてはそれっぽいけど、我ながらボヤッとしています。
ということで、私たちの想いを箇条書きにすると・・・
・家具修復職人の技術を通して、リペアの素晴らしさを伝えたい。
・リペアの素晴らしさを通して、これからの職人のバックアップをしたい。
そのために、
・現役の修復職人が十分な生活ができる環境をつくることに寄与したい。
そのために、
・職人同士の技術交換などにより、技術を向上しあえる場所をつくりたい。
・リペアしてもらいたい家具を持ってる人と職人をつなげたい。
そのために、
・愛用の家具が破損したときに修復という技術があるよーってことを多くの人に伝えたい。
そのために、
・インテリアのプロでも 知識を得ることが難しいと言われる 家具修復の世界を開いていきたい。
・ヴィンテージやアンティーク家具を愛用する心地よさを伝えたい。
こういった想いを実現するための小さなアプローチを重ねるべく、4人それぞれの本業とは別に“Oplá活動”をしています。
・・・すこし想いが伝わりやすくなった気がします。どうでしょうか?
ここはちょいちょい更新しながら、研ぎ澄ませていきたい所存です。
Opláの活動は、環境にもやさしい
ユニット結成のきっかけとなったのは2017年。職人同士が技術を伝え合うためのイベントを開催するためでした。
以降、2019年、2020年と冬にイベントを開催しています(イベントの詳細に関しては、また別の記事で)。
2019年からは、これらイベントで生まれた繋がりを継続的なものにするために、Instagramを開始。
ポストの内容は、職人が修復仕事をしながら日々感じること、工房の日記、フィレンツェの様子、目黒周辺の様子、古い道具や家具との暮らし・・・などなど。
そして、2020年からはじめた約3週間に一度のインスタLIVEでは、修復が身近にあるからこその目線で、私たちをとりまく日常のあれこれや日々考えていることをお喋りしています。
LIVEで毎回コメントをくださる方、私たちの雑談にお付き合いくださる方には、感謝しきり! & 勝手にファミリー感を覚えています(リアルでもお目に掛かれる日が早く訪れますように!)
で、ですね、このような活動でさまざまな方々との交流をするうち、おぼろげだった理想が確信に変わった瞬間というのが、いくつかあるんですよ。
その中のひとつが
「修復の可能性をお伝えすることは、私たちの未来の生活に役立つものでもある」というもの。
Oplá の活動を通して、
残したい技術や家具を後生に託すことができたら → できそう!
環境問題の改善に少しくらいは寄与できるかもしれない → できそう!
という変化を感じています。
Oplá 活動をはじめたばかりの頃は、少し遠慮がちに感じていたんです。が、ここしばらくは「ヴィンテージやアンティークの興味深さを知ることは、環境のことを考えるきっかけにもなる。しかもそれが楽しいなんて、とてもサスティナブルなことだよね」と、いう確信に変化しています。
正確に表現するならば、「関わってくださる方も少しずつ増えてきた今、遠慮がちに感じている方が失礼だな」と考えられるようになった・・・というところでしょうか(こう思えるようになったのも、みなさんのおかげですね)。
私たちは、ファストファニチャーが必ずしもダメ!と言いたいわけではないんです。
だけど「リペアをしながら長く家具を愛用する」という感覚を持っている人だけが感じられる幸福感があることも、ひとつの事実。
その感覚を多くの人とシェアしたいなと考えています。
まだまだ活動の幅もサイズも小さく、よちよち歩きのユニットです。
生ぬるく見守ってくださると幸いです。
ユニットメンバーの紹介、これまでのイベントの詳細は、また別の記事で。
この記事の最後に
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ではまた、ciao ciao〜
naho(soretona)/Oplá キュレーター