見出し画像

LAMY 2000 blackwood 油性ボールペン レビュー

LAMY 2000 blackwoodを衝動買いしてしまった。
Amazonをみていたらついつい欲しくなっちゃった!!アマで約13000円なり。

外観

LAMY2000とは、いわずとしれた筆記具の傑作である。アルフレッド・ミュラーが合理性と簡潔さを旨とするバウハウスの理念に基づいてデザインした。

blackwoodモデルでは、ベーシックなLAMY2000の基本的なプロポーションはそのままに、各部の素材と仕上げが変更されている。胴軸部はヘアライン仕上げの施された樹脂からグラナディラ材へ、口金とお尻の部分のステンレスはヘアライン仕上げからさらさらとしたブラスト風の仕上げへと変更されている。
濃い色合いと光沢、その中に浮かび上がる木目の豊かなグラナディラ軸と、うっすらとシャンパンゴールドがかったパラジウムコートのステンレス部から構成されるLAMY2000 blackwoodは甘やかなエレガンスをたたえている。なるほど、豪華ではあるが、昨今の高級ボールペンとしてはありがちな構成といえなくもない。ベースモデルは美しいデザインと工業製品感が相まって20世紀的コンテンポラリーアートを思わせる雰囲気を漂わせていたが、blackwoodモデルは素材と加工の変更によって奇抜感がぬけ、ある意味で平凡なペンとなっている。しかし、直線的なクリップの意匠が全体の印象をひきしめ、それがありきたりなペンではなくLAMY2000であることを思い出させてくれる。

クリップの裏には「GERMANY 1」の文字がある。
LAMYのロゴ

書き心地

書き味はねっとりしてる。リフィルはM-16。はじめの頃は掠れがちだったが、数日使うとインキのフローがよくなった。
ペン先ががたぴしいう感じもなく、普通に書きやすい。重量は35gと結構重いほうだが、そのおかげで慣性に任せてぐいぐい書ける。

総評

ボールペンとしては高価だが、質感やデザインを考えると悪くないと思う。書き味ではそのへんの国産ボールペンに軍配が上がるような気がしなくもない。だが、デザインだけでも買う価値は十分にあり。

いいなと思ったら応援しよう!