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サイトメモ:EPAD 舞台芸術作品紹介サイト デジタルアーカイブ作成事業

いろんな分野に寄り道するタイプなので、存在を知って興味深くて時間があれば利用したいものが多いのです。活用する機会が直近でないため、それらがメモの状態で増えていくばかり。本当に良さそうと思ったものは、時々ここに簡単に記録してあとで見返せる形にしておく感じでいきます。

舞台作品のデジタルアーカイブの作成事業だそうです。どこで知ったかは忘れてしまいましたが。
こちらが事業のポータルサイト。

大学図書館の検索でも映像資料の利便性があまり良くなく、オペラに限っても今でこそコロナで色々と配信で鑑賞できることも増えてきましたが、まだまだDVD/BDを購入したりしないと見れないものも多いです。図書館で閲覧するにしても論文等を探すより、結構な手間がかかります。

このデータベースを眺める時に、チラシ画像が出てくるので、研究でなくとも楽しめて、老後の楽しみ(いつのこと)に良い気もします。

作品映像が見れる場合は、どこで見れるのかも登録されているので、各分野でどんなデータベースがあるのかを知ることもできて、楽しいです。

舞台作品の記録、って多くの人が関わる舞台だからこそ、権利関連でかなり難しいところだと思います。映像記録のない時代の研究をしている身からすると、デジタルアーカイブの存在のありがたみは、鑑賞だけでなく研究の面からも感じる。最近は一般的に録画も簡単にできるようになったので、映像のデータベースをどのように構築するかもどんどん考えられていきそうですね。

事業紹介にもいろいろな目的や活用方法が掲げられているので、どこかに該当する方は多いのではと思います。


特に分野を横断しているところ、収集にキリがなさそうですし、相当な労力がかかっているだろうけれども、その分、魅力的です。

芸術の鑑賞の方法というか、データベースというか、一般に芸術にアクセスしやすくするための様々なツールついて色々まとまったものがあると嬉しいんですが、分野ごとに大量にあるのでそんな簡単にはまとめられないですよね。

芸術作品ふくむ著作権の歴史は、現在に近いかたちになり始めてから、まだ200年も経っていないですし、そのあいだに音声記録、映像記録ができ、ネット上のデータのやりとりも加わってきているので、法律の方もいたちごっこに近いというか、対応に大忙しですよね。SNSやyoutube上での無断転載なども問題になっていますし。このあたりが整理されてくると、特にお金の流れもより整理されて、作り手に届くと思います。私が70ぐらいになる頃には、このあたり、どうなってるんでしょうね。

とか考えながら、サイトを散歩していたら、とっても勉強になる解説もありました。私自身がなにかを処理することは当分ないですが、いろんな調整を経て配信がなされていることを知っておくだけで、配信自体へのありがたみがよりいっそう強く感じられます。

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マガジン作成2023年9月 調べたりたまたま知ったものを、ひたすら投げていくマガジンです。 情報収集の記録と、自分の芸術と社会の関係を思考…

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